日本の魅力を、日本のチカラに。JNTO 日本政府観光局

Senior Information先輩情報

海外勤務直井 辰徳

ロンドン事務所
経済学部 / Tourism Management
2015年度入構(キャリア採用)

海外での業務は困難のみならず
新しい試みを取り入れる楽しさもある。
初心を忘れず、日本の魅力・良さを
より多くの人に知ってもらいたい。

入社動機

学生時代にオーストラリアで観光学を学び、外から日本を見ることで今まで当たり前に思って過ごしていた日本の良さに改めて気づき、日本の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたいと、訪日インバウンドに強い関心を持ちました。帰国後は都内のホテルに就職しサービスの最前線を経験し、宿泊、イベント含め国内外の様々なお客様を迎え、訪日客の受け入れ側として仕事をしてきましたが、一企業としてではなく、学生時代に思い描いた日本自体をプロモーションしてその魅力を多くの方に知ってもらうというJNTOの仕事に強く惹かれ、転職を決意しました。

現在の仕事内容

入構後はMICE誘致を担当。国際的なイベントの開催地として日本をPRする経験を経て、現在はロンドン事務所に勤務しています。主にメディア、コンシューマー向けのプロモーションとMICE誘致を担当しており、見本市への出展や、航空会社等と連携した共同広告、イギリスのメディアやSNSを活用した訪日プロモーションの企画、運営を行っています。プロモーション事業を円滑に行うためには事務所の管理運営も大きなミッションの一つとなり、事務所で働く皆さんが気持ちよく働けるような職場環境の維持にも注力しています。

仕事の面白さと難しさ

プロモーション実施にあたっては現地企業やパートナーと一緒に仕事をすることが多く、商習慣の差で面白さと難しさを感じる場面が多いです。イギリス人目線のプロモーションは当然日本人目線とは違う部分もあり、日本での当たり前と異なる部分も多々あります。事業実施は非常にチャレンジングな局面もありますが、困難のみならず、そうした新しい試みを取り入れる楽しさも同時にあり、日々新しい刺激を受けています。

忘れられないエピソード

ABTA(英国旅行業協会)の年次総会の誘致から実施までに携わったことです。2019年10月に東京で行われた年次総会はアジアで初の開催となり、およそ500名のイギリスの旅行業会関係者、メディアが日本を訪れました。誘致は私が赴任する前からロンドン事務所で取り組んでいたプロジェクトでした。前任者からのバトンを受け、多くの関係者と共に誘致に取り組み、2018年に誘致に成功、そして翌2019年10月の実施に至りました。ラグビーワールドカップの期間中に行われ、非常に盛況な総会となり、関係者ならびにロンドン事務所チーム一丸となって成功に向け取り組んだことは私にとって忘れることのない経験になりました。

これからの目標

イギリスからの訪日客数は2018年は33万人となり、日本に行くために長距離の移動が必要なヨーロッパにあって最大の訪日国となっています。2019年にはご存知の通りラグビーワールドカップがあり、英国からの訪日需要も大きく飛躍しました。2020年にはオリンピック、パラリンピックが控え、訪日機運が高まる中、こうしたイベントのレガシーをしっかりと引き継いでイベント後も日本に訪れてくれる方が増えるよう、私自身も初心を忘れず、様々な事業を通じて多様な日本の魅力を発信していければと思っています。

※記事の内容は新型コロナウイルス感染拡大以前のものとなります

これまでの経歴

  • 2016年

    入構 コンベンション誘致部に配属(現MICEプロモーション部)

  • 2018年

    ロンドン事務所へ赴任

PAGE TOP