Round-table Talk新入職員座談会

サブストローム リン
市場横断プロモーション部
高付加価値旅行推進室
2024年入構
地理学部観光学科卒業

佐藤 宏香
MICEプロモーション部
誘致推進グループ
2024年入構
政治経済学部・国際政治経済学科卒業

小畑 紘大
企画総室
調査マーケティング統括グループ
2023年10月入構
文化構想学部社会構築論系
Department of Social and Political Sciences MSc Sociology卒業
あなたの創造する社会が、
日本の未来になる。
インバウンド市場拡大に特化した専門機関として、
日本のブランド力向上に取り組む日本政府観光局(JNTO)。
今回は2024年度に入構した新卒職員3名に集まっていただき、
志望理由や、入構後の実際、将来のキャリアビジョンについて語っていただきました。
Episode1
日本のブランド力向上に公的な立場で力になれる
それがJNTOで働く魅力
みなさんがJNTOを志望するまでには、どんな経緯があったのでしょうか。

- 小畑もともと公の機関で働いてみたかったことに加えて、自分の語学力を活かしたいという気持ちがありました。その軸にちょうど当てはまったのがJNTOだったのですが、実は就活を始めるまではその存在を知らず。たまたま就活サイトで見つけたんです。
- サブストローム僕は大の旅行好きです。観光について深く学ぶためにアメリカの大学に進学して、当初はそのまま現地で就職するつもりでした。ところが学校で日本の観光資源の豊かさを改めて知るうちに、日本の観光に携わりたいという想いが強くなりました。
- 佐藤私は大学時代の留学経験から、海外の人たちに日本の魅力をもっと知ってもらいたいという気持ちがあったんです。JNTOがインバウンドを扱う専門機関であるという点は、海外とつながる仕事がしたいと考えていた私にぴったりだと感じました。
JNTOは、同じく観光を扱っている旅行会社とは全く違う役割を担っています。どういった点に魅力を感じましたか?

- 佐藤特定の地域のみならず日本全国の地域の魅力を世界中にPR できるのがいいなと思いました。国内外の大きなネットワークを活用できるという独立行政法人の強みにも惹かれました。
- サブストローム僕も同じく、日本のインバウンド促進の中核として地域や観光従事者と広くつながることのできる唯一無二の場所だと感じました。さらに日本と海外での自分自身の経験やルーツも、ここなら最大限に活かせるなと。
- 小畑国の専門機関という大きなスケールで地方誘客ができる点は魅力的ですよね。話は少しそれますが、公的な組織だからこそ「お堅い雰囲気なんだろうな」と入構前は想像していたんです。もちろん国の機関ですので業務の進め方や手続きなどにはしっかりとルールがありますが、先輩はみんな気さくな人たちばかりで、いい意味のギャップがありましたね。
- サブストローム確かに。採用の担当者との距離が意外と近かったり、同期で一緒にランチをしたり、すごく雰囲気がいいです。
Episode2
華やかに見える仕事の裏側には
国を代表する一員としての責任感や重圧も
日々の仕事内容はどういったものですか?

- 小畑僕が主に担当しているのはインバウンドにまつわる“データ整備”のような部分です。たとえばインバウンド関連のさまざまなデータを集めた「日本の観光統計データ」というサイトに掲載する数値を準備するなど、国内外に向けた情報提供を行っています。毎月必ず報道発表で数値を公開するため、メディアとの距離が近い仕事ですね。
- 佐藤私の所属するMICEプロモーション部では、国際会議の誘致と開催の案件をそれぞれの職員が担っています。JNTOの支援サービスを主催側の大学の先生にご説明しながら、招請レターの発出やギブアウェイの作成などもサポートさせていただきます。会議を開催する方の資金集めをお手伝いする「寄附金交付金制度」も私の担当です。
- サブストロームインバウンドにおける高付加価値旅行層、つまり富裕層などを日本に呼ぶプロモーション活動を行っています。具体的には国内外の富裕層向けの旅行会社や地域の方と連携を行ったり、プロモーション動画を活用してデジタル広告の発信をしたり。就活中のみなさんが一番イメージしやすい仕事内容かもしれません。招請事業や観光コンテンツの視察、地域の人との関係づくりのために、あちこちに出向くことも多いですね。
働いていると壁にぶつかることもあります。仕事をしていて「大変だな」と思う、リアルな本音を聞かせてください。

- 小畑国の機関として数値を発表するため、やはりミスができない責任感の重さを常々感じる仕事だと思います。副担当である市場調査業務でも、知識不足のために「何がわからないのかわからない」という状況に陥ることも。年次の近い先輩がアシストしてくれるメンター制度には助けられています。
- 佐藤私は内勤が多いのですが、民間企業よりも業務上の手続きが複雑なことも多く、スムーズにいかないこともあります。サブストロームさんはこの中で一番出張が多いけど、どんな大変さがある?
- サブストローム入構してすぐから出張がありました。主担当の業務も2〜3つぐらいあるのですが、自分が動かなければ仕事が進まなくなったり、大きな金額を扱っていたりする分プレッシャーも大きいです。また、これはみんなに共通して言えることだと思いますが、大変なのは1年目であっても“国の代表”として見られるところでしょうか。言動には責任も重圧も伴いますね。
- 佐藤私も視察で訪れた先で名刺交換をさせていただくと、国の組織ゆえに恐縮されてしまうことも多いです。ただ、新人であってもお会いする人にとっては日本の観光のプロ。もっと知識をつけないと!と背筋が伸びる想いです。
- 小畑僕の場合、地域のDMO(観光地域づくり法人)に派遣されていた時期に、JNTOとして今後のアドバイスを求められることがありました。最近の市場動向から自分なりの意見を出すだけではなく、他部署につなげたりもしています。
- サブストロームそうそう、小畑さんから僕のところに連絡が来ることもあります。こうした部署間での共有や連携も大切ですよね。
Episode3
日本と世界の架け橋になる
三者三様の“やりがい”の形とは?

- 小畑非常に多岐にわたるJNTOの活動を支える土台となるのがデータです。だからこそ自分が一番にそこに携わることができるのはやはりうれしいですね。我々の部署の分析や説明にもとづいて各事業部のメンバーがさまざまな施策を実行してくれるので、現場の最前線の人たちを支えているんだという実感もやりがいの一つです。
- サブストローム僕が所属する高付加価値旅行推進室はまだ出来て2年目なので、富裕層向けの旅行会社や宿泊施設などとのコネクションをどんどん作っていこう!という前向きな勢いが強いです。いい意味で発展途上のような環境のため、1年目であっても先輩も知らない知識を持てる可能性もありますし、勉強すればするほどすぐに業務に生かして成長できます。
- 佐藤国際会議はどれも決まったプロセスで進むわけではないので、対応を一から考える必要があります。それが難しさでもあるのですが、先輩に教えてもらいながらうまく誘致が進んでいくときはやはり充実感を感じますね。一歩ずつですが着実にレベルアップしている自分の未来が楽しみです。
Episode4
グローバルに羽ばたくために
これからチャレンジしたいこと
今後の展望はありますか?

- 佐藤今後はジョブローテーションでさまざまな経験を積みながら、大きな事業に携わっていきたいです。もちろん海外事務所への赴任も目標の一つ。国外でも活躍できる人材になりたいですね。1年目からさまざまな挑戦をさせてもらえる環境がありますので、今はとにかく知識と経験を地道に積み重ねていきたいです。
- 小畑調査マーケティングは自分の性に合っていると感じています。「この分野でこの人の右に出るものはいない」という方が部署の先輩にいるのですが、僕もデータを極めた存在になることが目下の目標です。
- サブストローム小畑さんと同じく、さまざまな分野のスペシャリストがいることは大切だと感じます。「高付加価値旅行といえばこの人!」と思ってもらえるように努力していきたいです。他部署に異動することになってもそこでたくさんの知識を吸収しつつ、またこの部署に戻りたいなと思っています。
最後に、JNTOを目指す学生のみなさんにメッセージをお願いします。
- 佐藤就職のために何かをするというよりは、自分がやりたいことを続けていれば自然と将来に役立つのだと思います。私自身は大学在学中にちょうどコロナが重なってしまったこともあり、「卒業を遅らせるか?予定していた留学をやめるか?」という決断に迫られました。結果として卒業を遅らせましたが、留学という経験を経たからこそ今の私があります。
- サブストローム青春18きっぷを使って時間をたっぷりかけて遠くへ行くなど、時間のある学生の間にたくさん旅をしてきました。いろんな場所に身を置き、いろんなものを自分の目で見ることができる旅は仕事においても役に立つと思います。
- 小畑個人的には、観光に関する国の施策や法律などを学生の間に勉強しておけばよかったなと思うことがあります。もちろん働きながら学ぶこともできるのですが、やっぱり学生の本業は勉学。たくさん遊ぶこともいいけれど、たくさん学んでおくという選択肢もいいと思います!
