日本の魅力を、日本のチカラに。JNTO 日本政府観光局

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Round-table Talk海外勤務座談会

杉浦 広記

杉浦 広記

企画総室
事業・プロモーション統括グループ
2017年入構(中途採用)
商学部・商学科卒業

キャリアステップ

  1. 2017年2月~2018年3月 海外マーケティング部 東南アジアグループ
  2. 2018年4月~2019年3月 観光庁出向
  3. 2019年4月~2019年5月 総務部 人事グループ
  4. 2019年5月~2023年8月 マドリード事務所
  5. 2023年8月~現在 企画総室 事業・プロモーション統括グループ

石川 和華

石川 和華

海外プロモーション部
統括グループ
2017年入構(新卒採用)
公共政策教育学卒業

キャリアステップ

  1. 2017年4月~2018年9月 海外プロモーション部事業統括グループ(後の企画総室)
  2. 2018年10月~2020年6月 市場横断プロモーション部市場横断グループ
  3. 2020年7月~2024年10月 ハノイ事務所
  4. 2024年11月~現在 海外プロモーション部統括グループ

三井 晃子

三井 晃子

企画総室
デジタルマーケティングセンター
2017年入構(中途採用)
学部:国際教養学部、大学院:経営管理研究科卒業

キャリアステップ

  1. 2017年10月~2021年6月 グローバルマーケティング部デジタルマーケティング室(後の企画総室デジタルマーケティングセンター)
  2. 2021年7月~2022年6月 海外プロモーション部 欧米豪・中東グループ
  3. 2022年6月~2024年4月 広州事務所
  4. 2024年4月~現在 企画総室デジタルマーケティングセンター

あなたが見た世界が、
日本にとっての世界になる。
それが「世界で働く」ということ

インバウンド市場拡大に特化した国内唯一の専門機関として、
日本のブランド力向上に取り組む日本政府観光局(JNTO)。
今回は海外事務所経験者3人に集まっていただき、
海外勤務の面白み、やりがい、苦労した点などを語っていただきました。
世界を舞台に働くJNTO職員のリアルとは?

Episode1
他業種や多部署でのキャリアを経て、
国外の最前線へチャレンジ

今日集まったメンバーは全員が海外勤務の経験を持つ職員ですね。

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  • 杉浦海外マーケティング部や観光庁への出向などを経たタイミングで、2019年から約4年間マドリード事務所に配属されました。事前に英語圏以外でチャレンジしてみたいという希望を出していたのですが、実は当時スペイン語は全くできませんでした。
  • 三井私は多言語ウェブサイトを活用したデジタルマーケティングや海外プロモーション支援などの業務を担当したのち、2022年から約2年間広州事務所へ。ちなみに前職では報道や旅行関連のウェブメディアに携わっていました。地域の取材をするなかでもっと日本の魅力を世界に広められないかと思っていたところ、業界ニュースでたまたまJNTOがキャリア採用をしていることを知ったんです。杉浦さんも他企業での経験がありますよね?
  • 杉浦はい。もともとデベロッパーとして街づくりをしていたのですが、売り上げを追求する働き方に次第に違和感を覚えるようになり、公的な立場から人の役に立てる仕事や海外に飛び出せる職を探していたところ、JNTOにたどりつきました。
  • 石川いろいろなバックグラウンドがある人材が集まっているのもJNTOの特徴ですよね。私は本部で各市場のプロモーションを総括する業務や、国内最大のインバウンド商談会である「VISIT JAPANトラベル&MICEマート」の運営を経験したのち、2020年から4年ほどハノイ事務所におりました。

海外事務所ではどのような仕事をしていましたか?

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  • 杉浦赴任先は開所から2年ほどの新しい事務所でした。しかも初代所長がちょうど変わるタイミングだったため、事務所という名の小さな組織をゼロから運営することに。そのため、総務からプロモーションまで事務所の業務をほぼ全て担当していました。そんななか、世界最大規模の国際旅行博「FITUR」にジャパンパビリオンとして参加し、日本を盛り上げることができたことはいい思い出です。
  • 三井私も小人数の事務所でしたので、プロモーション以外にも、総務や現地職員の労務管理など、事務所運営に関する業務も担っていました。さらに当時はコロナ禍真っ只中。コロナの状況を見据えながら調整を進め、訪日旅行推進のためのインフルエンサーやメディア招請などをようやく形にすることができました。
  • 石川私は総務や会計という事務所運営に関わる部分や訪日プロモーションをバランスよく担当していました。杉浦さんや三井さんと同じく、本部では一職員だった私が海外事務所では一転して現地職員を束ねる管理職に。管理職という初めての立場と異文化という、2つのハードルを同時に抱えていました。

Episode2
言語の壁を乗り越えて、
現地での信頼構築に奔走

赴任先で言語の壁を感じることはありましたか?

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  • 杉浦そうですね。現地では基本的にスペイン語が使われていますので言語には苦労しました。ただ、やらざるを得ない環境に置かれることで、必然的に勉強にも力を入れられたのかもしれません。
  • 三井私も中国語が全くできなかったのですが、無理と決めつけずに「まずはやってみよう」とチャレンジし、少しずつできることを増やしていきました。赴任当初は生活も仕事も目の前のことで精一杯でしたが、そういうときこそ “逆境を楽しむマインド”が壁を突破する武器になったように思います。
  • 杉浦前任者がいない状況で事務所を運営するのは辛かったですが、僕も同じく「もう頑張るしかない」と割り切っていましたね(笑)。前職ではさまざまな年代の人たちをまとめることもしていたので、過去に培ってきたコミュニケーション力が現地の人と仕事をするうえでスキルとして活かされたところもあります。
  • 石川私の場合はお二人とはちょっと状況が異なり、ハノイ事務所の現地職員は基本的に日本語ができる方ばかりだったため、ベトナム語ができなくても仕事の面でハンデは感じませんでした。ただ、プロモーションはベトナム人に向けてベトナム語で行うのが基本。ベトナム人職員の協力なしには我々日本人は何もできないので、現地のみなさんの信頼を得ることが一番重要なのだということに気付かされました。

現地職員との信頼関係をどのようにして築いていったのでしょう?

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  • 石川どれだけベトナムの文化や言語を勉強してもやはり現地の人には敵いません。だからその分プロモーションに対する理解を誰よりも深めて、仕事への熱意を背中で見せ続けようと決めました。そうすることで次第にお互いをリスペクトし、協力し合えるチームができたのだと思います。ベトナムは特にコミュニケーションが重要視されるお国柄ということもあり、関係性の構築は重要でした。
  • 三井本当によくわかります。現地職員の皆さんは赴任してくる私たちのことをよく見ているんですよね。私の場合は、「日本式はこうだから」と現地の習慣を否定しないよう気をつけていました。日本では考えられないような仕事の進め方に戸惑いがあったとしてもまずは受け入れ、さらに良くなるよう自分なりに工夫をしていきました。

Episode3
「日本へ行きたい!」
生の声が、かけがえのない財産に

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  • 三井本部と海外事務所の一番の違いは、自分が携わった事業で日本を訪れてくれた人が一気通貫して見えることです。日本では書類を相手にしたり関係者と調整したりといった業務が多かったのですが、現地では旅行博の日本ブースで実際にお客さまとお話をして、「日本にもう一度行ってみたい」「新しいあの施設が気になる」「日本食が食べたい」など生の声を聞くことができました。
  • 杉浦そうなんです。直接やりとりする機会があるので、現地の方から「日本が好きだ」という言葉をいただけたときは、職員としてというよりも日本人としてありがたい気持ちになりました。これは海外勤務のやりがいでもあり楽しさでもありますね。
  • 石川生の声といえば、訪日時に撮影した写真を対象にしたフォトコンテストや、今後訪日できたら日本でやってみたいことをつづっていただく「ストーリー・コンテスト」といったオンラインで完結できるキャンペーンが印象に残っています。コロナ禍で世界中から旅が遠のいた時期でしたが5,000人を超える応募があり、「日本に行きたい!」という熱い想いを感じられたことがうれしかったです。先が見えず世界中が暗くなっていたところでしたが、こうしたリアルな声を無駄にしないよう、できることを頑張ろうというモチベーションにもなりました。

Episode4
海外で養った広い視野と知見を、
今度は国内での業務に還元

改めて海外での日々を振り返ってみると?

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  • 杉浦異国の地では言語や文化だけでなくさまざまな壁が立ちはだかりますが、前向きに人をリスペクトするマインドを持っていれば必ず大きく成長できるのだと感じました。やはりどんな仕事であってもどんな国であっても、仕事は人対人ですから。
  • 石川現地での驚きや発見の量、スピード感は、日本にいるときの比ではありません。最初からそうだったわけではないですが、海外勤務での仕事は最高だったと言い切れます。正直、あと5年は赴任していたかったと思っています(笑)。私は幼少期から海外経験があり留学もしていますが、留学と海外勤務は全くの別物でした。仕事では自分と気の合う人以外の人とも関係性を築く必要がありますし、柔軟な物事の対応も求められるからです。チャレンジのレベルが大きく異なりました。
  • 三井海外赴任という選択肢を自分の糧にできるかは本当に自分次第だなと。まずはやってみる姿勢や、ピンチをチャンスと思えるマインドが大切だと思います。社会人になると希望通りにいかないこともありますが、それを楽しんで取り組める人ほど、仕事も人生もきっと輝くんじゃないかなと思います。

今後の展望を教えてください

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  • 石川これまで一部分しか見えていなかった業務を俯瞰して見ることができるようになったことは、日本を離れて仕事をした経験のおかげだと感じています。日本に戻ったいま、そうした広い視点での考え方が役立っていますし、業務にも還元したいですね。
  • 三井私は、JNTO内でデジタルマーケティングの知見の継承を担う、「デジタルマーケティング・スタッフ」という組織内資格に任命されています。デジタルマーケティングの専門家として、海外勤務で培った知見も活かし、デジタルによるプロモーションを推進していけたらと思います。
  • 杉浦具体的に何かをということではないのですが、海外事務所での勤務の際に前向きに乗り越えてきたように、今後も自分の仕事を通して成長していきたいと考えています!

※所属・記載内容は2025年当時のものです

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※所属部署、事業内容は記事作成時の情報となります

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