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インドネシア市場動向トピックス2023年1〜2月

インドネシア市場動向トピックス2023年1〜2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2023年1月の訪日韓国人数は、対2019年同月比27.5%減の565,200人であった。
  • 2023年2月の訪日韓国人数は、対2019年同月比20.6%減の568,600人であった。
  • 日本側の水際規制緩和、日本各地への地方路線復便、韓国の旅行業界における訪日商品のキャンペーン等の影響もあり訪日数は回復傾向にある。金浦~関西間の復便、仁川-熊本間の復便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。

1-2月の主なプロモーション活動

藤子・F・不二雄ミュージアム視察の様子と記事掲載例 写真

藤子・F・不二雄ミュージアム視察の様子と記事掲載例

「はじめての日本なら、まずは大阪へ」という記事 写真

「はじめての日本なら、まずは大阪へ」という記事

1月17日から23日に、インドネシア市場のターゲット層に対して訴求力のあるメディアを3社招請し、ゴールデンルート(東京・神奈川・京都・大阪)を視察した。大都市や写真映えする街並みのほか、インドネシア人に人気のあるレジャー施設(MIYASHITA PARK、藤子・F・不二雄ミュージアム、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど)での取材を組み込んだ行程とした。招請したメディアからは「インドネシアで知名度の高いキャラクターをテーマにした場所、また新しい施設の情報について直接インタビューすることができ、記事執筆に役立った」といった意見をいただいた。招請事業の結果、各取材コンテンツの魅力が記事にて詳細に紹介され、合計で46万2,000のUU数を獲得した。

VJブースエリアの様子 写真

VJブースエリアの様子

メインステージでのトークショー 写真

メインステージでのトークショー

旅行会社ブースの様子 写真

旅行会社ブースの様子

2月3日から5日まで、ジャカルタ市内で特に集客力のあるショッピングモールの1つ、コタカサブランカにて「Japan Travel Fair 2023」を約3年半ぶりにリアル開催し、3日間で4万人を超える来場があった。本イベントでは、インドネシアの消費者の興味・関心がある自然や大都市等をプロモーションテーマとして掲げ、人気のゴールデンルートや知名度の高いコンテンツ(桜、都市・街景観など)を中心とした訪日旅行の関心度の向上や訪日旅行商品予約の促進を目指した。イベント初日は平日にもかかわらず来場者が多く、VJブース等では熱心に地図を見ながら、空港から観光地へのアクセスや、購入済み交通パスを使用した効率的な周遊ルートなどについて質問が寄せられた。期間中の航空券購入数は、約2,000枚(2019年約1,500枚)で、販売総額は約1.9億円に達した。現地旅行商品販売関係者からは、「今回は特に査証取得や桜の開花や見どころ関連の質問が多く、ツアーよりも航空券が主に売れた」という声が多く聞かれた。