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ベトナム市場動向トピックス2023年3〜4月

ベトナム市場動向トピックス2023年3〜4月

3-4月の市場動向トピックス

  • 2023年3月の訪日ベトナム人数は、対2019年同月比11.9%増の53,600人であった。
  • 2023年4月の訪日ベトナム人数は、対2019年同月比0.2%減の55,200人であった。
  • 日本からのベトナム国民の入国については、入国から10 日目までの自主的な健康観察等が求められる。日本の水際規制緩和や、桜をはじめ花鑑賞を目的とした訪日ツアーが多数販売されたことなども後押しとなり、訪日ベトナム人は増加傾向にある。

3-4月の主なプロモーション活動

VITM2023におけるVJブース 写真

VITM2023におけるVJブース

Facebook投稿写真(六道の堤) 写真

Facebook投稿写真(六道の堤)

4月13日から16日にかけて、ハノイにて開催された国際観光見本市「Vietnam International Travel Mart (VITM) 2023」に出展した。日本観光情報の提供のほか、浴衣を着用できる撮影ブースや、日本観光クイズなど、様々なコンテンツを用意し、4日間の会期中、見本市全体で約6万人が来場し、VJブースには過去最高となる1万人以上の来場者が訪れ盛況であった。VJブースを訪れた来場者300人を対象にアンケートを実施した結果、全体の80%は過去に訪日経験がないと回答した。一方で、将来訪日した場合の目的地は、これまで不動の人気を誇っていたゴールデンルート(関東:35.0%・近畿:21.0%・中部:28.3%)を上回り、北海道が最も人気(全体の約40%)となったほか、関心のあるコンテンツとして日本食を挙げた人が約80%に上った。なお、今回出展したVJブースは、452ブースの中でも魅力的な活動を行ったトップ10のブースの 1 つとして主催者のベトナム旅行業協会(VITA)から表彰された。

ベトナム市場公式Facebook(https://www.facebook.com/camnhannhatban/)及びInstagram(https://www.instagram.com/visitjapan_vn/)では、訪日意欲を高めるための情報発信を継続的に実施している。桜シーズンを迎えた3月および4月は、日本各地の桜の名所を紹介する投稿等を行った。地方への誘客促進するため、能登鹿島駅(石川県穴水町)や潤井川龍巌淵(静岡県富士宮市)、長野県阿智村等を紹介し、特に六道の堤(長野県伊那市)の投稿には3,800件以上のいいね!が寄せられた。