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ベトナム市場動向トピックス2023年1〜2月

ベトナム市場動向トピックス2023年1〜2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2023年1月の訪日ベトナム人数は、対2019年同月比45.6%増の51,500人であった。
  • 2023年2月の訪日ベトナム人数は、対2019年同月比41.7%増の55,800人であった。
  • ワクチン接種証明書、査証取得等が必要となるが、観光目的の新規入国は認められている。自国民の日本からの入国については、入国から10日目までの自主的な健康観察等が求められる。直行便の回復やテト(旧正月)シーズンにより、訪日ベトナム人数は増加傾向にある。

1-2月の主なプロモーション活動

訪日旅行セミナー 写真

訪日旅行セミナー

商談会の様子 写真

商談会の様子

Japan Vietnam Festival VJブース 写真

Japan Vietnam Festival VJブース

2月23日、ハノイ事務所として約3年ぶりとなるオフライン形式での商談会をホーチミン市にて主催した。商談会に先立ち、ハノイ事務所より「最新のベトナム観光市場」をテーマとした訪日旅行セミナーを実施し、現地事務所ならではの知見をふんだんに織り交ぜた情報提供を行った。商談会には、ベトナム側バイヤー27社と、日本から渡航したセラー22団体が参加した。参加者からは、「有益な商談の機会となった」という声や、「ベトナム市場の有望性を再認識した」という意見があがった。
2月25日、26日には、ベトナム最大級の日越交流イベントである「第8回Japan Vietnam Festival」が開催され、VJブース出展を行った。ブースでは、寺社や提灯など日本らしさ溢れる立体的な装飾と世界遺産のフォトパネルを背景にした写真撮影や、けん玉や折り紙、浴衣などの日本文化体験コーナーが好評を博した。ブースには約1万6,500人が来場者し、日本への親しみや訪日旅行に期待を寄せる声が多く聞かれるなど、大盛況であった。日越外交関係樹立50周年の記念すべき年である2023年のスタートを飾る主催事業および出展事業として、両事業とも成功裡に終えることができた。

2月6日から13日にかけ、ハノイ市とホーチミン市で訪日旅行を取り扱う主要な旅行会社を対象として、九州(福岡県・鹿児島県・宮崎県・大分県)への旅行会社招請事業を実施した。商品造成を通じベトナム人訪日観光客の地方周遊を促すための取組みで、10社10名が参加し、行程中には各観光地視察のほか九州観光推進機構や鹿児島県観光連盟との意見交換会の機会も設けた。参加者からは「初めて九州を訪問したが、他の地域とはまた異なる美しい風景や食があると認識した」、「九州は面白くて魅力的なデスティネーションということが分かったため、早速商品造成に取り組みたい」といった前向きな意見を得られた。