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英国市場動向トピックス2022年11〜12月

英国市場動向トピックス2022年11〜12月

11-12月の市場動向トピックス

  • 2022年11月の訪日英国人数は、対2019年同月比63.9%減の13,600人であった。
  • 2022年12月の訪日英国人数は、対2019年同月比44.9%減の15,300人であった。
  • 10月からの大幅な入国規制の緩和により、訪日旅行者の回復傾向が続いている。11月13日からはブリティッシュ・エアウェイズが週7便での直行便の運航を再開しており、航空便の供給不足も部分的に緩和された。

11-12月の主なプロモーション活動

ロンドン事務所では、2022年11月7日から9日まで英国・ロンドンで開催されたBtoB国際旅行博「WorldTravelMarket(WTM)2022」に日本からの共同出展者15社とビジット・ジャパンブースを出展した。WTMは、旅行業界関係者約5万人が来場する欧州最大の旅行見本市のひとつで、今年は3年ぶりに完全オフラインの形で開催した。10月に個人旅行の解禁・ビザ免除措置の再開がされたこともあり、2,375名の旅行業界関係者が最新の日本の情報やネットワーキングのためにビジットジャパンブースへ訪れた。共同出展者からは、英国はもちろん、世界各国の旅行会社と効率的に商談ができた、多くの潜在顧客・既存顧客と対面でコミュニケーションを取ることができる貴重な機会であったなどのコメントがあった。また、期間中に行った英国の旅行会社へのヒアリングでは、日本政府による10月の水際規制の緩和の発表以降、日本旅行に関する予約や問い合わせが多く入り非常に忙しい、コロナ渦前からの日本ブームは継続しているという声が多く聞かれるなど、コロナ渦前と変わらない訪日旅行に対する大きなニーズがあることを改めて感じた出展事業となった。

ロンドン事務所では、在英国日本国大使館と連携し、地方公共団体を中心とした日本からのWTM出展者と、英国の旅行会社、メディア等を招待して11月10日にジャパンハウスロンドンにてネットワーキングイベント「VisitJapanNight」を開催した。ロンドン市内地下鉄ストライキにも関わらず、英国旅行会社27名、英国メディア16名を含む105名が参加した。地方公共団体の協力のもと、アドベンチャートラベルをテーマにいくつかの地域のプレゼンテーションを実施したほか、各地方公共団体のブースではそれぞれの地域の観光情報を紹介した。

WorldTravelMarket2022の様子1 写真

WorldTravelMarket2022の様子1

WorldTravelMarket2022の様子2 写真

WorldTravelMarket2022の様子2

VisitJapanNightの様子 写真

VisitJapanNightの様子