1-2月の市場動向トピックス

• 2023年1月の訪日タイ人数は、対2019年同月比31.6％減の63,400人であった。
• 2023年2月の訪日タイ人数は、対2019年同月比32.0％減の73,300人であった。
• 日本の水際規制緩和、バンコク～関西間の増便など航空座席供給数の増加などの影響もあり、訪日タイ人数は回復傾向にある。

1-2月の主なプロモーション活動

第14回ビジットジャパンFITフェア」の様子

1月27日から29日にユニクロや日本食レストラン等多くの日系企業も出店している、若者・ファミリー層などに人気の大型ショッピングセンターサイアム・パラゴンにてJNTO主催の「第14回ビジットジャパンFITフェア」を開催した。約3年ぶりの開催ではあったが、日本側からインバウンド関係団体・企業が45団体、タイ側から航空会社、旅行会社等が38団体の合計で83 団体、102ブースが出展し、観光情報の提供や旅行商品販売が行われ、約5万2千人（2019年度実績5万5,929人）が来場した。期間中の訪日旅行商品販売総額は8,090万4,000THB（約3億1400万円※1THB=3.88円）以上（2019年度実績8,662万5,439THB）に達した。VJブースでは旅程相談コーナーや訪日旅行商品購入者へのプレゼントキャンペーン等を実施した。一般消費者から主に交通手段、食事、おすすめの観光スポットについての問い合わせが多く、コロナ前に比べ具体的な訪日の行程を前提とした細かい質問が増えた。フェア内では、交通パス、航空券、海外旅行保険の販売数が多かった。
イベント公式JNTOタイ語サイト

Japan Expo Thailand 2023」でのビジット・ジャパンブース（VJブース）の様子

2月3日から5日にバンコクで行われたポップカルチャーを中心とした総合的なジャパニーズ・エンターテイメントを楽しむことが出来るタイ最大規模の日本関連イベントの１つであるJapan Expo Thailand 2023にビジット・ジャパンブース（VJブース）を出展、また、2月16日から19日に同じくバンコクで行われた、28th Thai International Travel Fair (TITF#28)のジャパンゾーン内にVJブースを出展した。VJブースへの来場者はJapan Expoでは約9,000人、TITFでは約1万5,000人で両イベントとも日本各地の観光情報発信やパンフレットの配布や、TITFでは日本行き商品（航空券やツアー商品等）を購入した来場者へのプレゼント交換キャンペーンなどを行った。両フェアともに日本の様々な地方についての質問や交通手段の問い合わせが多く、TITFの商品購入キャンペーンでのアンケート結果でもFITフェア同様、交通パスや航空券の販売が目立っていた。