台湾市場動向トピックス2023年9〜10月
9-10月の市場動向トピックス
- 2023年9月の訪日台湾人数は、対2019年同月比2.4%増の385,300人であった。
- 2023年10月の訪日台湾人数は、対2019年同月比2.7%増の424,800人であった。
- 旅行代金が高騰しているものの、日本各地へのチャーター便含む地方路線の増便・復便、また中秋節の連休等の影響もあり、訪日台湾人は増加傾向にある。台北=熊本間の新規就航、台北=関西間の増便等もあり、日本への直行便数は前年同月に比べ、回復傾向にある。
9-10月の主なプロモーション活動
台湾の教育関係者等を対象に意見交換会を実施
台湾の教育関係者
意見交換会
10月17日、台湾からの訪日教育旅行の一層の拡大を図ることを目的に、台湾の教育関係者と日本の教育旅行関係者(自治体等)による意見交換会を都内で実施した。当日は、台湾側75人、日本側80人が参加し、「地方自治体による国際教育交流の取組み現況と今後の展望」というテーマのもと、活発な意見交換が行われた。また、今年度は、福井県若狭湾高等学校の校長先生を講師に招き、同校にて力を入れている自主的な探求学習について、生徒が作成した「宇宙食さば缶」を例に講演いただいた。意見交換会終了後には、台湾の教育関係者が日本の各地方11コースに分かれ、日本側自治体等が主催する視察に参加した。
地方路線利用ツアーの販売促進のためのプロモーションを実施
特設ページの開設
インフルエンサーによる情報発信の例(北海道)
台湾の大手旅行会社と連携し、台北から日本の地方空港(新千歳、仙台、高松、熊本、福岡)へ就航する直行便を利用したツアーの販売促進のための特設ページを開設した。また、ツアーの訪問地を中心に、インフルエンサーが来日取材を行い、自身のSNSで情報発信を行う等、就航地および周辺地域の魅力の訴求を図った。その成果として発売後2週間で4,200人以上の予約があった。