台湾市場動向トピックス2022年1～2月

1-2月の市場動向トピックス

2021年1月の訪日台湾人数は、対2019年同月比99.9%減の500人であった。
2021年2月の訪日台湾人数は、対2019年同月比99.8%減の600人であった。
1・2月も、COVID-19の拡大により、訪日者数はコロナ禍以前の2019年同月を大幅に下回った。日本政府による査証免除措置停止の対象となっており観光渡航はできない状況。2021年はレジデンストラックの運用停止や外国人新規入国原則停止等日本において厳しい水際措置が講じられていたが、訪日者数は引き続き限定的であった。
台湾域内のコロナ警戒レベル（4段階中4が最も厳格）は第2級を維持。外出時マスク着用、実名登録制、検温等の措置が継続していた。

1-2月の主なプロモーション活動

雑誌「秋刀魚」とSNS上でタイアップ投稿の実施

＜Instagramストーリー投稿＞

（東京のパン屋紹介）

（東京近郊の古民家等紹介）

台湾の視点で日本文化を紹介する雑誌「秋刀魚」と連携して、台湾市場公式ＳＮＳ上で情報発信した。"ディープな日本を予習"をテーマに、東京及びその近郊の喫茶店やパン屋、銭湯といった日本の日常を感じられる場所、古書店や古民家リノベーションカフェなどＳＤＧｓの観点から楽しめるスポット等を、秋刀魚の編集部の視点で取材し、訪日旅行の"懐かしさ"と"目新しさ"を刺激する全10編のSNS記事を発信。同誌のSNSとも投稿の相互シェアやアカウントのタグ付けなど連携を行い、投稿のリーチ拡大を図った。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17910723611114216/

上質な観光コンテンツ情報のライブ配信イベント実施

＜上質コンテンツ紹介ライブ配信の様子＞

オプショナルツアー等販売サイト「KKday」とタイアップし、高所得者層をターゲットに"美食・美酒・美景・芸術"を紹介するライブ配信イベントを実施した。当日は同社のFacebookのライブ配信機能を活用し、日系有名焼き肉店シェフや日本酒講師による実演を交えた和牛・日本酒の味わい方、絶景に囲まれた高級温泉宿や地方で楽しめる芸術祭等、上質な日本の観光コンテンツを紹介し、将来の訪日旅行の意欲向上を促した。1時間のライブ配信で「日本の景色と食べ物が懐かしい」「子どもを連れて行きたい」等、600件を超えるコメントが寄せられた他、ライブ配信中及び事後の動画公開を含めた総閲覧数は約3,800回と訪日への関心の高さが感じられる結果となった。