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シンガポール市場動向トピックス2023年3〜4月

シンガポール市場動向トピックス2023年3〜4月

3-4月の市場動向トピックス

  • 2023年3月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比20.6%増の52,700人であった。
  • 2023年4月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比14.4%増の42,000人であった。
  • シンガポール入国時は入国3日前以降の医療申告電子フォームの提出が引き続き必要であるが、スクールホリデーや桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、円安や増便の影響もあり、訪日者数は両月ともコロナ前を上回った。

3-4月の主なプロモーション活動

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでのブース出展の様子 写真

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイでのブース出展の様子

ダイビング見本市で使用した広報素材 写真

ダイビング見本市で使用した広報素材

シンガポールの観光名所の1つ「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」で3月中旬から4月上旬まで開催された桜祭りに合わせ、日本大使館・JETRO・JFOODO等で構成される農林水産物・食品輸出支援プラットフォームが同会場内で3月19日に一般消費者向けのイベントを開催し、日本各地の食品サンプルの提供や餅つきイベント等を通じて日本食の魅力を訴求した。JNTOは同イベント内にブースを出展し、訪日観光情報を発信した。来場者の7割以上がシンガポール国籍で、幅広い年代層に訪日旅行の魅力をPRすることができた。

3月31日から4月2日にかけてシンガポールで開催されたダイビング見本市「ADEX OCEAN MISSION 2023」(主催:Asian Geographic Magazines Pte Ltd、総来場者数:2万2,508人)に、日本航空及び鳥羽市観光協会と連携し、日本ブースを出展した。今回の見本市のテーマは「WOMEN DIVERS」で、日本の海女文化や生活を紹介するとともに、日本各地のタイビングスポット情報を案内した。日本のダイビングスポットとしては沖縄県の知名度が圧倒的に高く、関連の問い合わせが多数寄せられた。一方で、何回も訪日しているものの、日本でダイビングすることは考えたことがないという来場者も多かった。そのような来場者も、東京からもアクセスのよい静岡や千葉等の東京近郊の情報には強い関心を示すことが多く、ブース来場者アンケートでは、回答者全員から、ブースを訪問したことで訪日意欲が高まったとの回答となった。