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シンガポール市場動向トピックス2023年1〜2月

シンガポール市場動向トピックス2023年1〜2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2023年1月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比17.7%増の26,700人であった。
  • 2023年2月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比3.8%増の27,100人であった。
  • 自国民の日本からの入国については、入国3日前以降の医療申告電子フォームの申請が求められている。日本の水際規制緩和、円安シンガポールドル高、シンガポール~新千歳間の増便の影響等もあり、訪日シンガポール人数は回復傾向にある。

1-2月の主なプロモーション活動

食キャンペーン特設ページ 写真

食キャンペーン特設ページ

Japan Travel Fairの様子 写真

Japan Travel Fairの様子

1月20日から2月末日まで「Marvellous Food Adventure in Japan」というタイトルで食をテーマにしたオンラインキャンペーンを実施した。本キャンペーンでは、キャラクターカフェや屋外での食事、列車の中での食事等、訪日しないとできない食体験を紹介した他、郷土料理や食文化等についてのクイズを実施した。また、長野県および三重県と連携して、両県の食の専門家がそれぞれの地域の食の魅力を紹介する記事を特設ページ(https://japanbyjapan.com/food/ )に掲載した。両県とは、2月11日にオンラインイベント( https://fb.me/e/3n5Xd0OMu )も実施し、シンガポール事務所のFacebookを通じて配信を行った。日本からの中継を通じて、牡蠣小屋やレストランかまくら村を紹介し、多様な食の魅力を伝えた。

2月24日から26日まで、中心部にあり数多くのシンガポール人がショッピングや食事のために訪れる、シンガポール最大規模のショッピングモールSuntec City内で「Japan Travel Fair」を開催した。同フェアは、2011年度からシンガポール事務所が主催している訪日旅行促進を目的とした一般消費者向けのイベントで、2020年度は中止、2021年度はオンラインイベントとして開催し、今年度は3年ぶりにリアルイベントとして実施した。日本から19団体、現地旅行会社から7団体、合計26団体がフェアへ共同出展し、桜やお祭りといった日本らしい装飾を施したデザインの会場にて、様々なステージイベントやアクティビティが実施された。3日間の会期中に、約4万5,000人(2019年実績 約3万8,600人)の来場者が会場に訪れ、旅行会社からヒアリングしたフェア中の訪日商品販売数は7社合計で1万1,392件と、シンガポール人の高い訪日意欲が感じられた。来場者の多くは、2023年の春から秋ごろに訪日を予定しており、各ブースにて、それぞれの地域の情報収集を真剣に行っていた。