HOME 市場別情報・統計データ 訪日インバウンド市場別情報 シンガポール市場

シンガポール市場動向トピックス2022年5~6月

シンガポール市場動向トピックス2022年5~6月

5-6月の市場動向トピックス

  • 2022年5月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比96.8%減の1,200人であった。
  • 2022年6月の訪日シンガポール人数は、対2019年同月比97.0%減の1,400人であった。
  • COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化(陰性証明書の提示等)、査証免除措置の停止等の対象となっているが、「青」区分として、観光目的の新規入国が条件付きで認められている。自国民の日本からの入国については、ワクチン接種証明書の提示等が義務付けられている。日本への直行便は、2022年6月も引き続き大幅な運休・減便となっている。

5-6月の主なプロモーション活動

説明会の様子

条件付きパッケージ旅行での訪日観光旅行の一部再開を受け、6月7日に旅行会社・航空会社・MICE関係者向けに、入国規制の緩和や、シンガポール市場での今後のJNTOのプロモーション計画等について説明会を実施した。シンガポールにおける主要旅行会社31社36名が参加し、アンケートでは58%が大変満足、42%が満足と回答した。また、参加者はいずれも日本への送客に積極的であり、79%が現状の規制を踏まえてすぐに送客を検討すると回答した。67%は既に送客の予定があるとしており、200名以上の送客予定があるとの回答も2件あるなど、日本政府からの正式発表前から訪日予約が進んでいたことが確認できた。シンガポール事務所では、今後旅行業界関係者と連携してパッケージ旅行の販売促進をしていく。

キャンペーン特設サイト

2020年度から継続的に実施しているテーマ別オンラインキャンペーン(テーマ特化型情報発信)の一環として、6月24日から「セルフドライブ旅行」をテーマとしたキャンペーンを開始した。本キャンペーンの特設サイトでは、日本各地のお勧めドライブコースに加え、高速道路のサービスエリアの使い方やシンガポールとは異なる交通ルール等も含め、日本でのドライブのコツを紹介している。また、山陰インバウンド機構と連携し、同機構が外国人旅行者向けに開発したデジタルパス「Discover Another Japan」を利用して、山陰地方をセルフドライブで巡る方法も紹介。シンガポールでまだ知名度の低い山陰地方を、コロナ禍で関心の高まっている「セルフドライブ旅行」というテーマのもと訴求し、新しい旅行目的地として認知を高めていく。本キャンペンでは山陰地方からの中継を含むオンラインイベントや、「日本の道」をテーマにした写真投稿を促す懸賞キャンペーンも実施している(実施期間:6月24日〜8月8日)。
特設サイト:https://japanbyjapan.com/roadtrip/