HOME 市場別情報・統計データ 訪日インバウンド市場別情報 フィリピン市場

フィリピン市場動向トピックス2023年1〜2月

フィリピン市場動向トピックス2023年1〜2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2023年1月の訪日フィリピン人数は、対2019年同月比17.5%減の29,700人であった。
  • 2023年2月の訪日フィリピン人数は、対2019年同月比3.6%減の33,900人であった。
  • 自国民の日本からの入国については、ワクチン接種証明書の提示等が必要となる。日本の水際規制緩和の影響や、マニラ~成田・関西間の増便などもあり、訪日フィリピン人数は回復傾向にある。

1-2月の主なプロモーション活動

TTEでのVJブース内「What do you like most about Japan?」ウォール 写真

TTEでのVJブース内
「What do you like most about Japan?」ウォール

BtoB商談会の様子 写真

BtoB商談会の様子

Japan Fiestaの様子 写真

Japan Fiestaの様子

2月3日から5日、マニラにて開催されたフィリピン旅行業協会(PTAA)主催のBtoC旅行博「Travel Tour Expo (TTE) 2023」にVJブースを出展した。全体来場者数は3日間で9万1,300人(2022年6月実績3万2,571人)、VJブース来場者数は約2万4,700人(2022年6月実績1万7,994人)となった。VJブースでは人気地域である東京、大阪、北海道への質問が特に多く寄せられ、また、来場者が日本の好きなところを自由に投稿できるウォールを設置したところ、桜を始めとした美しい風景、ラーメンやたこ焼きなどの食に関するコメントが特に多かった。

2月14日にセブ、16日にマニラにおいて、BtoB商談会を開催。フィリピン側バイヤーは現地会場にて参加、日本側セラーは現地会場もしくはオンラインでの参加によるハイブリッド形式にて実施し、セブのバイヤー13団体、セラー12団体、マニラはバイヤー24団体、セラー22団体が参加。対面或いはオンラインにて、活発な商談が行われた。

2月18日から19日、マニラ首都圏マカティ市内のショッピングモールにおいて、大使館や国際交流基金等と連携したBtoCイベント「Japan Fiesta 2023」を開催した。日本の自治体や現地航空会社及び旅行会社を含む合計29団体が出展し、延べ来場者数は約8万人(2019年度実績1万8,134人)と、2019年と比べてアクセスのより良い会場且つオープンスペースで開催したこともあり、多くの方に来場いただいた。旅行商品の即売も行われ、期間中の販売総額は約600万円となった。旅行会社からは特に訪日ビザ取得の申し込みが多かったとの声もあった。オープニングセレモニーには、フラスコフィリピン観光大臣及び越川駐フィリピン日本国大使にも登壇いただき、観光の発展に対する期待を述べられた。

2月22日から28日にかけて、セブ及びダバオの旅行会社10社を、兵庫・奈良・京都・大阪へ招請した。テーマパークや、寿司握り体験、街歩き等、フィリピンの高・中所得層の家族層を意識した関西地方のコンテンツを体験いただき、参加した旅行会社からは、「神戸のような新たなデスティネーションになりうる地域の魅力を知ることができた。」といったコメントなどがあった。