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マレーシア市場動向トピックス2023年3〜4月

マレーシア市場動向トピックス2023年3〜4月

3-4月の市場動向トピックス

  • 2023年3月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比23.1%減の38,900人であった。
  • 2023年4月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比12.8%減の40,200人であった。
  • 日本の水際規制緩和、クアラルンプール=成田間の増便、桜シーズン等の要因のほか、3月はスクールホリデー、4月はハリラヤの休暇等も後押しとなり、訪日マレーシア人は増加傾向にある。

3-4月の主なプロモーション活動

MATTA Fair Japanブース 写真

MATTA Fair Japanブース

JETROによる日本酒プレゼンテーションの様子 写真

JETROによる日本酒プレゼンテーションの様子

3月17日から19日に、クアラルンプールで開催された一般消費者向け旅行博「MATTA Fair」に出展した。COVID-19収束後では初めて日本から共同出展者を募り、地方自治体や宿泊施設、交通機関等合計18団体が参加した。旅行博全体では3日間で約18万人が来場し、うち約2万9,000人がVJブースを訪れたほか、共同出展者のブースも盛況であった。来場者アンケート(700名)の結果、回答者全体の95%が「訪日意欲が高まった」と回答した。また、COVID-19収束以降、35%が既に日本を訪れており、また75%が次の海外旅行先として日本を選んでいることから、訪日旅行人気の底堅さがうかがえた。また、マレーシア市場において人気コンテンツである「日本の食」をテーマに、JETROクアラルンプール事務所と連携して日本酒のプロモーションも実施した。

商談会場 写真

商談会場

商談中の様子 写真

商談中の様子

MATTA Fairの翌日の3月20日にクアラルンプールにて商談会を開催した。日本から地方自治体・宿泊施設・交通機関等のセラー26団体、バイヤーとしてマレーシアおよびブルネイの旅行会社27社、航空会社4社、合計114名が参加し、計299件の商談が行われた。コロナ禍後初の対面開催ということもあり、バイヤー・セラーともに非常に意欲的であった。参加者からは「COVID-19流行で途切れたネットワーク再構築の機会となった」、「多くの最新情報を得られた」等の声があり、商談会全体の満足度は最上位評価が89%であった。