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マレーシア市場動向トピックス2022年3~4月

マレーシア市場動向トピックス2022年3~4月

3-4月の市場動向トピックス

  • 2022年3月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比98.8%減の600人であった。
  • 2022年4月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比97.6%減の1,100人であった。
  • COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化(検査等)、査証の効力停止等の対象となっている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の提出、入国時の検査等が義務付けられている。

3-4月の主なプロモーション活動

2月21日から3月7日にかけてJNTOが運営するムスリム向けウェブサイトにおいて、消費者キャンペーンを実施した。本キャンペーンは同ウェブサイトコンテンツの認知度向上を目的に、JNTOにて作成したムスリム動画に関するクイズに答えて、当選者には着物生地のヒジャブなどムスリムフレンドリー商品を提供するという内容であり、ウェブサイトユーザー数増加に繋がった。同時に「旅行情報を取得する際の言語」についてアンケートを実施した結果、「英語」と回答した方は62.8%、「英語とマレー語のミックス」と回答した方は27.3%であった。ついてはマレー系に対しては引き続き英語での情報発信に注力しつつ、広告バナー等の出稿に際して適宜マレー語を織り交ぜ、効果的に情報を発信する。
ムスリム向けウェブサイト: https://muslimguide.jnto.go.jp/eng/

4月1日以降、ワクチン接種完了者に対しては入国の際に隔離が無くなり、マレーシア人の海外旅行熱が高まっているなか、4月9日から10日にかけて、クアラルンプールでリアル開催された一般消費者向け旅行博「MATTAFairApril2022」に出展した。4月は日本の桜シーズンで、マレーシアでも人気の季節の一つであることから、訪日旅行が叶わない状況下でも桜を楽しめるように、ブース全体に桜の装飾を施し、桜の開花時期や名所の紹介、写真スポットとしてブース内に桜のトンネルを設置し、2日間で3,000名を超える方々がVJブースを訪問した。ブース来場者向けアンケートでは、「次の海外旅行先」として「日本」と回答した方が67.6%と最も高く、依然として訪日に対するポジティブな意識は変わらないことが分かった。VJブス来訪者からは、開口一番訪日旅行が可能になる時期、訪日旅行再開時に訪れたい具体的な場所や季節に関する質問が多く、訪日旅行への期待の高さを実感した。

<ムスリム向けキャンペーンのクリエイティブ>

<MATTA FairApril2022 の様子>