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韓国市場動向トピックス2023年9〜10月

韓国市場動向トピックス2023年9〜10月

9-10月の市場動向トピックス

  • 2023年9月の訪日韓国人数は、対2019年同月比183.4%増の570,400人であった。
  • 2023年10月の訪日韓国人数は、対2019年同月比219.9%増の631,100人であった。
  • 日本側の水際規制緩和、日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便・復便、秋夕(チュソク)の連休等の影響もあり、訪日外客数は増加傾向である。

    ※2019年7月以降、日韓情勢により訪日旅行を控える動きが発生していたこと等もあり、訪日韓国人旅行者数が減少傾向にあった点は2019年同月比を見る際に注意を要する。

9-10月の主なプロモーション活動

メディア招請事業を実施

照蓮寺(広島)で説明を受ける招請者たち 写真

照蓮寺(広島)で説明を受ける招請者たち

SNSキャンペーン 写真

10月7日付投稿記事(東亜日報)
~日本の小さな町が観光客を惹きつけている~

「かつて栄えた町が時代につれて人々が去っても、古い建物のリノベーションや地域の資源を活かして再生している観光地は、サスティナブルを感じさせる。」と紹介されている。
https://n.news.naver.com/mnews/article/020/0003524210?sid=103&lfrom=kakao

 9月16日から19日まで、韓国の主要メディア5社(マイデイリー、中央日報、東亜日報、韓国経済マガジン、TRAVIE)を招請し、瀬戸内、中国地方の観光スポットを紹介した。韓国の仁川空港から広島に入り、倉敷、尾道を回った後、四国の道後温泉を経て松山空港から仁川空港へ向かう3泊4日のコースで、今年に入ってから復便している航空路線(広島は7月13日、松山は3月26日から)をフルに活用するコースとなった。
 今回の参加者は、訪日回数も初めてから20回以上と様々であったが、倉敷の美観地区、広島のお好み焼き屋といった瀬戸内の定番から、尾道のレトロカフェ、広島の和菓子屋「にしき堂」といった、最近人気が出ているスポットをめぐり、本格的に再開してきた訪日旅行の提案のために各々の視点から興味深く取材をしていた。
 招請後、韓国の主要ポータルサイト「NAVER」オンライン記事で「日本の小さな町が観光客を惹きつけている」という内容で東亜日報から記事が早速発表され、投稿後3週間で消費者から「興味深い」、「共感する」といった200を超える反応が寄せられた。