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香港市場動向トピックス2023年7〜8月

香港市場動向トピックス2023年7〜8月

7-8月の市場動向トピックス

  • 2023年7月の訪日香港人数は、対2019年同月比0.2%減の216,400人であった。
  • 2023年8月の訪日香港人数は、対2019年同月比8.4%増の206,300人であった。
  • 7月は学校の夏季休暇が始まり旅行需要が高まる中で、香港=千歳間、香港=中部間、香港=関西間の増便等もあり、日本への直行便数は前年同月に比べて回復し、訪日者数も回復傾向にある。

7-8月の主なプロモーション活動

ブックフェア、VJブースの様子 写真

ブックフェア、VJブースの様子

ブックフェア、訪日セミナーの様子 写真

ブックフェア、訪日セミナーの様子

夏のスイーツコンテンツ 写真

夏のスイーツコンテンツ

【香港ブックフェア2023への出展】7月19日から25日にかけて、香港で最も来場者数の多い一般消費者向けイベントの1つ「香港ブックフェア2023」に出展した。香港事務所は、在香港日本国総領事館や地方自治体、観光関連企業19団体とともに日本館(ジャパン パビリオン)を構成し、訪日旅行の魅力をアピールした。主催者の香港貿易発展局(HKTDC)によると、7日間の来場者数はCOVID-19流行前の水準である延べ100万人余りに達した。VJブースでは、日本の古い町並みの世界観をつくり、来場者が訪問したい都道府県にシールを貼る「トラベル ヒートマップ」やけん玉パフォーマンス、古い町並みに関する旅行セミナーを行い、推計で約3万4,400人の来場者を集めた。ブース来場者を対象に実施したアンケート(サンプル数1,599人)の結果によると、「今後日本でしたい経験」への回答は、日本食、温泉入浴、旅館に宿泊といった「リラックスできる経験」が上位を占めた。

【夏のスイーツに関するコンテンツの公開】香港市場公式ウェブサイトにおいて、「夏のスイーツ」をテーマにしたコンテンツを公開した。「食」に関心が高く「写真映え」を意識する香港市場に向け、特色があり見た目が華やかなものを中心に、「かき氷」、「わらび餅」、「ゼリー」、「アイスバー」、「水信玄餅」の5種類のスイーツについて全国の店舗を紹介した。また、今回のコンテンツと連動して、紹介した5種類のスイーツの中で「どのスイーツを食べたいか」とその理由についてコメントを募集するキャンペーンを7月21日から8月11日まで実施した。600人以上が参加し、JNTOによる審査の結果、優秀なコメントの投稿者にはテーマに連動した景品を提供した。最もコメントの多かったスイーツはかき氷で、「新鮮なフルーツのトッピングが魅力」、「お土産で持ち帰れないから日本に食べに行きたい」等のコメントがあった。 https://welcome2japan.hk/alwaysareason/jul2023/