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中国市場動向トピックス2022年9〜10月

中国市場動向トピックス2022年9〜10月

9-10月の市場動向トピックス

  • 2022年9月の訪日中国人数は、対2019年同月比97.9%減の17,600人であった。
  • 2022年10月の訪日中国人数は、対2019年同月比97.1%減の21,500人であった。
  • 日本への入国については、ワクチン接種証明書、査証取得等が必要となる。中国政府外交部より海外旅行自粛の指示が出されていることから、観光客の日本への渡航は実質的に不可能な状況が続いている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得及び原則として7日間の施設での隔離、3日間の自宅での健康観察、複数回のPCR検査等が求められている。日本への直行便数は、前年同月と比較して回復傾向にある。

9-10月の主なプロモーション活動

9月24日、25日に北京市内のショッピングモールにて、日中国交正常化50周年記念イベントが開催され、JNTOもブース出展を行った。ブースでは日本各地の観光パンフレットの配布や動画放映、お面の絵付け体験を実施し、参観者は1万2,144人に上った。参観者が観光パンフレットを熱心に眺める様子も多く見られ、参観者に対して取ったアンケートでは、9割以上の方が日本に行きたい意欲が「大変増した」または「増した」と回答した。中国では厳しい防疫政策が続いているが、往来再開後の訪日旅行への期待の高さがうかがえた。

イベント会場全体の様子

JNTOブース

お面絵付け体験

10月29日、30日に青島市内のショッピングモールにて、第10回青島ジャパンデイが開催され、JNTOもブース出展を行った。今年は当局による厳しい防疫対策が講じられた中での開催であったが、それでも訪日に対する消費者の関心は高く、1万6,472人もの参観者がブースを訪れ、観光パンフレット類は全て配布し、数多くのアンケートを回収することができた。ブース内に設置した桜の記念撮影コーナーやステージ上でのクイズ大会も好評で、将来の訪日旅行に繋がるきっかけ作りとなった。

JNTOブース

JNTOブース

ステージイベントの様子