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中国市場動向トピックス2022年7~8月

中国市場動向トピックス2022年7~8月

7-8月の市場動向トピックス

  • 2022年7月の訪日中国人数は、対2019年同月比98.6%減の14,800人であった。
  • 2022年8月の訪日中国人数は、対2019年同月比98.8%減の12,300人であった。
  • COVID19の拡大により、日本政府による検疫強化(陰性証明書の提示等)等の対象となっているが、「青」区分として、観光目的の新規入国が条件付きで認められている。中国政府外交部より海外旅行自粛の指示が出されていることから、観光客の日本への渡航は実質的に不可能な状況が続いている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得及び原則として7日間の施設での隔離、3日間の自宅での健康観察、複数回のPCR検査等が求められている。日本への直行便数は、前年同月と比較して回復傾向にある。

7-8月の主なプロモーション活動

上海の地方自治体事務所や、インバウンド事業に取り組む日系企業等64社・団体が加入し、在上海日本国総領事館とJNTOが事務局を務める「ビジット・ジャパン推進会」の会員113名に対して、8月末にニュースレターを配信した。ニュースレターでは、JNTOの訪日外客数統計や活動報告、中国人の夏休み親子旅行に関するオンライン旅行会社のレポートなど、訪日インバウンドや中国国内旅行市場に関するタイムリーな情報を広く提供し、現地インバウンド関係者の情報アップデートに貢献した。

共有したJNTOの活動報告

ビジット・ジャパン推進会の様子2021年9月)

在広州日本国総領事館が管轄地域内の査証申請代理機関を集めて実施した意見交換会で、JNTO及び訪日旅行の魅力を紹介するプレゼンテーションを行った。訪日インバウンドに関する取り組みの重要性や日頃のJNTOの活動を改めて知ってもらうとともに、最新の観光スポットや代表的な体験型コンテンツを中心に、訪日旅行の魅力を紹介した。参加者は訪日旅行に対する関心が高く、一部機関とは来客者用の受付窓口での訪日プロモーション映像放映の提携にも繋がった。