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中国市場動向トピックス2022年1~2月

中国市場動向トピックス2022年1~2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2022年1月の訪日中国人数は、対2019年同月比99.8%減の1,500人であった。
  • 2022年2月の訪日中国人数は、対2019年同月比99.7%減の2,400人であった。
  • COVID-19の感染拡大により、日本政府による検疫強化、査証の効力停止等の対象となっている。2020年4月21日以降、中国政府外交部より海旅行自粛の指示が出されていることから、観光客の渡航は実質的に不可能な状況が続いている。国際的な人の往来再開に向けた段階的措置として2020年11月30日から運用が開始された「レジデンストラック」及び「ビジネストラック」は、2021年1月14日、緊急事態解除宣言が発せられて以降運用停止となり、宣言解除後も当分の間は停止が継続されている。自国民の日本からの入国については、14日間の施設での隔離等が求められている。日本への直行便は、1-2月も引き続き大幅な運休・減便であった。

1-2月の主なプロモーション活動

2021年度、JNTOでは中国市場向けに訪日旅行における「アウトドア」と「スノーアクティビティ」をテーマにプロモーションを実施し、年末から1月にかけて5回にわたり、訪日旅行を熟知した15名のキーオピニオンリーダー(KOL)によるトーク番組を配信した。番組では配信ごとにテーマを設定し、コロナ禍や北京冬季五輪を機に関心が高まる「アウトドア」「スノー」体験をメインテーマとしつつ、関連した「グルメ」や「親子旅」などを組み合わせることにより、幅広い興味やターゲットを意識してテーマを構成し、訪日旅行の様々な魅力を紹介した。訪日旅行の達人が繰り広げるトークの掛け合いや知見の紹介により、各配信平均250万名を超える視聴者数を獲得した。

トーク番組サムネイル

トーク番組サムネイル

トーク番組の様子

トーク番組の様子

2月26日、27日に広東省広州市の東方宝泰購物広場で開催された広東ジャパンブランドフェアに出展した。2日間にわたり日本関連の27団体が出展し、70,933名の来場者を集めた。またJNTOブースでは北京冬季五輪を契機に関心が高まっているスノー旅行をメインに据えた訪日観光情報の発信に加え、浴衣体験と写真撮影のコーナーを設置し、21,454名がブースを訪れた。

広東ジャパンブランドフェア イベントの様子
イベントの様子