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豪州市場動向トピックス2023年5〜6月

豪州市場動向トピックス2023年5〜6月

5-6月の市場動向トピックス

  • 2023年5月の訪日豪州人数は、対2019年同月比 11.7%減の40,800人であった。
  • 2023年6月の訪日豪州人数は、対2019年同月比13.7%増の42,400人であった。
  • 日本の水際対策廃止や、クルーズ船の運航再開、ケアンズ=羽田間の新規就航、複数路線における復便、増便の影響等も相まって、6月の訪日者数は2019年同月比を上回った。

5-6月の主なプロモーション活動

5月21日にメルボルン、5月 28日にシドニーで開催されたスキーやスノーボード旅行に特化した一般消費者向け旅行博「Snow Travel Expo」に出展し、日本各地のスキーリゾートについて豪州の一般消費者に対して情報提供を行った。来場者数は昨年度7,700人に対して今年度は1万2,000人と約1.5倍に増加し、イベント来場者は今冬の訪日スキーなどについて積極的に情報収集を行っていた。また、日本からスキーリゾート関連のサプライヤーも多く参加し、一般消費者へのPR 活動が活発に行われた。来場者を対象にしたアンケートでは、依然として北海道や長野の人気が高い一方、「あまり外国人観光客がいないところでスキーを楽しみたい」、「知られていない穴場スポットを教えてほしい」という声もあった。

Snow Travel ExpoのVJブースの様子 写真

Snow Travel ExpoのVJブースの様子

ヴァージンオーストラリア航空との共同広告 写真

ヴァージンオーストラリア航空との共同広告

6月28日からケアンズ=羽田間をデイリーで新規就航したヴァージンオーストラリア航空と共同でSNSを活用した共同広告を実施し、ケアンズ=羽田間唯一の直行便であることの情報発信と予約数の向上を図っている。ヴァージンオーストラリア航空やシドニー事務所がそれぞれ同日に発信したオーガニック投稿には、「初のケアンズ発羽田着の直行便が就航して嬉しい」というものや、機体が新しいボーイング737-8型機であることについて話題があがった。