3-4月の市場動向トピックス

• 2023年3月の訪日豪州人数は、対2019年同月比2.3％増の45,200人であった。
• 2023年4月の訪日豪州人数は、対2019年同月比20.4％減の56,100人であった。
• 日本の水際規制緩和、桜シーズンによる訪日需要の高まり、クルーズ船の運航再開、シドニー＝羽田間の増便及びメルボルン＝羽田間の新規就航等の直行便数の増加により、同地域からの訪日者数は着実に回復している。

3-4月の主なプロモーション活動

Japan Media Event会場

三味線パフォーマンスの様子

業界向けニュースレター 3月号

訪日旅行が解禁となり、メディアが訪日旅行関連情報の発信に関心を示している中、3月2日に業界誌及び一般紙メディア約40名を招き、サステナブル・ツーリズムや高付加価値旅行をテーマとした新規コンテンツなどを紹介するネットワーキングイベント「Japan Media Event」を開催した。当地のＴＶ局でキャスターとして活躍している日系ジャーナリストKumi TaguchiさんをMC兼プレゼンターとして起用し、Travel like Localをテーマに自身の体験に基づく訪日旅行の魅力のプレゼンテーションを実施した。会場には訪日目的として人気の高い桜を装飾し、日本文化を味わってもらえるよう書道体験、三味線のパフォーマンスを実施し、参加者全員から非常に満足したという評価をいただいた。参加したジャーナリストのアンケートでは、今後求める訪日旅行の情報として、引き続きサステナブル・ツーリズムや高付加価値旅行に関する情報、まだ知られていない地域の情報、最新のトレンド情報などの声があがっている。

シドニー事務所ではBtoB向けに毎月、BtoC向けに隔月でニュースレターを配信している。3月は、山口県の錦帯橋など日本の桜シーズンの見どころを紹介し、4月にはJRグループから発表された「ジャパン・レール・パス」の商品内容の拡充及び価格改定等についての情報のほか、京都丹後地方の知られざる魅力、春・夏でも楽しめるスキー場の情報等を掲載した。このニュースレターは旅行業界関係者等、約1,800名に向けて配信している。