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豪州市場動向トピックス2022年11〜12月

豪州市場動向トピックス2022年11〜12月

11-12月の市場動向トピックス

  • 2022年11月の訪日豪州人数は、対2019年同月比58.2%減の20,200人であった。
  • 2022年12月の訪日豪州人数は、対2019年同月比42.5%減の41,800人であった。
  • 日本の水際規制緩和、人気の高い紅葉シーズンであったこと、シドニー=羽田便の増便による日本への直行便数増加の影響等の要因により、訪日外客数は回復傾向にある。

11-12月の主なプロモーション活動

10月から11月にかけて北海道へアウトドア旅行向けメディア2名、関東地方へ家族旅行向けメディア2名、九州地方へ一般観光向けメディア4名を豪州から招請した。豪州市場で人気の高い食と自然、伝統などをメインテーマに、各メディアのターゲット嗜好に合わせたコンテンツや紅葉シーズンの日本の観光魅力を取材した。招請メディアからは、日本の新たな魅力が発見できた素晴らしい旅だった、読者に伝えたいコンテンツを多く経験することができ有意義であったという前向きなコメントを多数いただいた。今回の招請事業を元にした記事は、11月から2023年3月にかけてオンライン旅行雑誌などにて順次公開される。

11月から12月にかけて旅行会社招請を実施し、高付加価値層対象旅行会社、商品販売担当者及び造成担当者に分けた行程計5本を通じ、合計28名を招請した。北海道、北陸信越、関西、九州を中心に、秋の紅葉と伝統文化、食といった豪州市場で人気のコンテンツに、高付加価値、サステナビリティなどを絡ませた行程で招請した結果、参加者からは今後の訪日旅行客増加に繋がる有意義な行程であったというアンケート結果を得ることができた。

「Japan-ReturntoWonder」をテーマに、豪州有名シェフタレントを起用した訪日旅行喚起TVCMの放映など、オンライン・オフラインにて、訪日旅行再開のタイミングに合わせた積極的な広報活動を実施した。訪日旅行の予約増をはかるため、豪州最大規模のメタサーチであるスカイスキャナーとの共同広告を12月20日から実施したほか、東アジア地域への誘客を図る「ビジット・イースト・アジア」事業の一環として、弊局と韓国観光公社が連携し両国への訪問を促進する広告キャンペーンを10月8日から11月8日にかけて実施し、57件の予約を獲得することができた。

旅行会社招請時の様子 写真

旅行会社招請時の様子

JapanReturntoWonderに係る広告(右)<br>TVCMの放映(左) 写真

JapanReturntoWonderに係る広告(右)
TVCMの放映(左)