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豪州市場動向トピックス2022年7~8月

豪州市場動向トピックス2022年7~8月

7-8月の市場動向トピックス

  • 2022年7月の訪日豪州人数は、対2019年同月比93.4%減の2,300人であった。
  • 2022年8月の訪日豪州人数は、対2019年同月比90.0%減の2,700人であった。
  • COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化(陰性証明書の提示等)、査証免除措置の停止等の対象となっているが、「青」区分として、観光目的の新規入国が条件付きで認められている。自国民の日本からの入国については、入国時の州や地域によって、PCR検査等が必要となる。日本への直行便数は、前年同月と比較して回復傾向にある。

7-8月の主なプロモーション活動

7月16日から17日にシドニーで開催されたアニメ、マンガなどのポップカルチャーをテーマとしたイベントSMASH!2022にTheJapanFoundation,Sydneyと共同でブース出展し、若者向けに日本の観光魅力のプロモーションを行った。2日間で約1,800人以上がJNTOブースに来場し、「観光客が自由に入国出来るのはいつか」「近い将来に日本を訪れてみたいので、訪日旅行のお勧めの季節や場所を教えてほしい」といった質問が飛び交い、活発に訪日旅行の情報収集を行っていた。ブース内では日本各地の観光情報の提供や訪日旅行に関する相談に応じるとともに、来場者を対象にアンケートを実施し、100件以上の回答を得ることができた。アンケート結果では、日本の魅力について、「ポップカルチャー」と同数で、「伝統、文化」を楽しみにしているという回答が多く、若年層に対しても日本の文化的な魅力が浸透していることが分かった。

8月22日にメルボルン、24日にシドニーで、現地旅行会社等を対象とした訪日旅行商談会「JapanRoadshow2022」を開催した。オフラインでの開催は3年ぶりとなり、日本からは、地方自治体やDMO、宿泊施設、旅行会社等20団体が、現地旅行会社からは100名以上が参加した。現地バイヤーの訪日旅行への知識を深めることを目的に、JNTOから日本の観光地や訪日旅行の最新情報を紹介した後に、商談会を実施したところ、両会場合わせて700件以上の活発な商談が行われた。現地の参加バイヤーからは、本イベントに対して、実際に日本の担当者と話せるだけでなく、日本の文化と伝統に触れられる素晴らしいイベントだったとコメントをいただいた。本Roadshowは、2023年2月にも開催を予定しており、旅行会社における更なる訪日旅行知識の向上とともに、訪日旅行商品成に繋がるよう取組んでいく。

JapanRoadshow2022シドニー
会場の様子

JapanRoadshow2022シドニー
メルボルン会場の様子

SMASH!2022ブースの様子