日本政府観光局（以下「JNTO」、本部：東京都、理事長：蒲生　篤実）とシンガポール航空（本社：シンガポール、CEO：ゴー・チュン・ポン）は、2023年6月19日に、日本とシンガポールの観光促進を目的とした協力覚書を締結しました。今後JNTOは、シンガポール航空の持つネットワークを活用し、シンガポールからの訪日客の更なる拡大を目指してまいります。

---

シンガポールから日本への旅行者数は近年増加傾向が続き、コロナ禍前の2019年には492,252人の過去最多を更新、昨年10月の水際緩和後もコロナ前を上回る勢いで訪日者数が回復しています。今回の協力覚書の締結により、シンガポールから日本を訪れる観光客誘致に関わるマーケティング活動の協力体制を強化し、訪日者数の更なる増加や地方部宿泊数の増加に向けて事業を展開してまいります。
2023年度は同社と連携してシンガポール市場を対象とした共同プロモーションを実施、2024年度以降近隣国にも対象を拡大し、さらに連携を強化し幅広い市場で事業を展開する予定です。

JNTO 理事
伊与田 美歴 コメント

「訪日プロモーションの重点市場であるシンガポールは、昨年10月の日本への個人旅行解禁以降、多くのシンガポール人が日本を訪れ、訪日インバウンドの回復が早い国の一つです。シンガポール航空は1968年に日本線を就航して以来、日本の各都市に定期便やチャーター便を運航し、訪日インバウンドに大きく寄与してきました。今回のシンガポール航空とのパートナーシップの構築により、シンガポール市場からの訪日旅行者数の一層の回復と今後のさらなる増大、両国の観光交流の促進を期待しています。」

シンガポール航空 リージョナル・バイスプレジデント
フー・チャイウー コメント

「私たちは、シンガポール発およびシンガポール経由の訪日旅行を促進するためのJNTOとの継続的なパートナーシップを歓迎します。日本はシンガポール航空にとって重要な市場であり、多くのシンガポール人にとって人気の観光地です。私たちはJNTOとのパートナーシップが日本の観光業の力強い成長に貢献すると確信しています。」