台湾市場動向トピックス2024年5~6月
5-6月の市場動向トピックス
- 2024年5月の訪日台湾人数は、対2019年同月比9.3%増の466,000人であった。
- 2024年6月の訪日台湾人数は、対2019年同月比24.6%増の 574,470人であった。
- 旅行代金の高騰や日本のゴールデンウィーク期間中の混雑により、訪日を避ける動き等があったものの、日本各地へのチャーター便を含む地方路線の増便等の影響もあり、訪日台湾人数は両月ともに過去最高を記録した。また、日台間の直行便についても、桃園=鹿児島間や桃園=中部間、桃園=福岡間の増便等もあり、日本への直行便数は前年同月に比べて回復傾向にある。
5-6月の主なプロモーション活動
台北及び高雄で開催された一般消費者向け旅行博への出展

VJステージ

祭りをテーマとした装飾

飴細工師によるパフォーマンス
5月24日~27日に開催された高雄市旅行公会国際旅展(KTF)及び、5月31日~6月3日に開催された台北国際観光博覧会(TTE)にVJブースを出展した。各4日間の来場者数は、KTF とTTEともに約30万人、VJブースの来訪者はそれぞれ約8万人と、昨年と同規模の来場者数で大変盛況であった。VJブースは、台湾に人気のコンテンツ「日本の祭り」をテーマに装飾を行い、昨年度に引き続き日本各地のデジタルパンフレットを紹介することで、地方の魅力を訴求した。またVJステージでは、飴細工師によるパフォーマンスを行う等、観光情報だけでなく、日本の伝統文化もあわせて発信した。
訪日教育旅行の促進を目的とした現地セミナー・個別相談会の実施

セミナーの様子

個別相談会の様子
台湾からの訪日教育旅行の一層の拡大を目的に、6月17日に台北、18日に高雄にて現地セミナー及び個別相談会を実施した。台湾側教育関係者は2都市で合計241人、日本側教育旅行関係者は33団体の参加があり、台湾側については昨年度の197人を上回る参加状況であった。個別相談会では、台湾側が積極的に日本側のブースを回っていたほか、日本側が教育旅行誘致に向けて熱心に情報提供をする様子が見られた。