香港市場動向トピックス2024年3〜4月
3-4月の市場動向トピックス
- 2024年3月の訪日香港人数は、対2019年同月比35.0%増の231,400人であった。
- 2024年4月の訪日香港人数は、対2019年同月比5.3%減の184,500人であった。
- イースター休暇による訪日需要が3月出発に集中したこと、地方路線の増便等の影響により、3月の訪日香港人数は当該月で過去最多となった一方、4月の訪日香港人数は2019年同月比をやや下回る結果となった(2019年度のイースター休暇は4月だった)。香港=成田間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月を上回っている。3月・4月ともに那覇港にクルーズ船の寄港があった。
3-4月の主なプロモーション活動
墨俣城と桜(岐阜県)
(3月に最も反応のよかったフィード投稿)
ストーリー機能を活用したクイズ形式の投稿例
(最も正答率の高かった「熊本 釈迦院」)
SNSを通じた情報発信:
香港市場では、市場公式Instagram(https://www.instagram.com/visitjapanhk/)にて情報発信を行っている。3月及び4月には、香港人に訴求力のある花を用いた投稿を増やし、イースターや端午節の連休における訪日需要を喚起した。最も反応がよかったのは岐阜県墨俣城と桜の投稿だった。また3月からは、日本の観光地に対する興味を深めてもらいつつ、エンゲージメントの向上を図ることを目的に、Instagramのストーリー機能を活用した情報発信に注力している。中でも、写真から観光地を3択で当てるクイズ形式のストーリーの反応がよく、3月から4月に7回投稿を行った。最も正答率が高かったのは、日本で最も長い階段のあるお寺「熊本 釈迦院」を当てるクイズで、回答した641人中434人が正答しており、正答率は約68%に上った。