HOME JNTOの事業・サービス 地域インバウンド促進 地域の取り組み事例

【インバウンド事例から学ぶ課題解決のヒント】導入編

2019年3月4日

【インバウンド事例から学ぶ課題解決のヒント】導入編

【インバウンド事例から学ぶ課題解決のヒント】導入編

日本政府観光局(JNTO)では、今年度「行政と民間事業者との連携」や「デジタルマーケティングの活用」など、地域の皆様の参考になる7地域の取り組みを調査し、そこから見えるインバウンド誘客に取り組む際のポイントやコツを本サイト上で紹介しています。このコラムでは、これからインバウンドに取り組もうとしている地域の方々、あるいはすでに取り組んでいるが課題を抱えているという地域の方々のお役に立つよう、代表的な課題ごとに参考となる事例をその取り組みのポイントとともに紹介します。

インバウンドプロモーションを実施するにあたり、はじめに考えるべきことは、ペルソナを設定することです。設定したターゲットニーズを明確にしたうえで、具体的施策を考えることが重要です 。また、他地域の取り組みから学べることもたくさんあります。では他地域の事例をどのように自分たちの取り組みに活かしていけばいいか。まずは自分の地域の特性を把握し、似たタイプの地域の事例から見ていくことです。

JNTO(日本政府観光局)では、全国の自治体、DMO等における訪日インバウンドプロモーションの取り組みを調査し、レポートしています。このコラムでは、これからインバウンドに取り組もうとしている地域の方々、あるいはすでに取り組んでいるが課題を抱えているという地域の方々のお役に立つよう、以下の課題ごとに参考となる事例をその取り組みのポイントとともに紹介します。

1これからインバウンドの取り組みを始めたいが、何から始めればよいかわからない
2広域連携の重要性は理解しているが、他の自治体や事業者とどう連携すればいいかわからない
3海外の旅行博出展など、現地プロモーションを実施しているが、認知度が低くなかなか成果につながらない
4もっと効果的にプロモーションしたいが、どうすればいいのかわからない

レポートでは、それぞれの地域が抱えている課題、インバウンド施策にいたるまでの考え方・プロセス、マーケティング、ターゲット選定の考え方と方法、プロモーションの具体的な手法と取り組みによる成果など紹介しています。また各地域の基礎データ(人口、面積、産業など)も掲載しています。みなさんと同等規模の自治体やDMOの事例を知ることも参考になるはずです。
事例からは、「デジタルマーケティング」「外国人目線の活用」「民間企業との協働」など、さまざまなキーワードが浮かび上がってきます。みなさんの地域特性と照らし合わせて、地域にマッチする事例の中からヒント・アイデアを発見していってください。また、すでにインバウンドに取り組んでいる自治体・団体の方には、インバウンドプロモーション促進および質の向上に役立ててほしいと思います。