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MICEアンバサダーに新たに6名の就任が決定!

2025年3月26日

MICEアンバサダーに新たに6名の就任が決定!

※ 本リリースは国土交通記者会・交通運輸記者会に配布しております。

 日本政府観光局(JNTO)は、国際会議の誘致活動や国際会議開催の意義の啓発・広報活動を担う「MICEアンバサダー」として、新たに6名を任命しました。
 今後、MICEアンバサダーとして、JNTOと共に、新たな国際会議の誘致や広報活動に取り組んでいただき、国際会議の開催が、訪日者増に加え、地元産業と学会との連携による地域の活性化や学術の振興、経済発展につながることを広く周知していただく役割を担っていただきます。

2025年度に新たに就任するMICEアンバサダーと選定理由

(敬称省略・五十音順)

20250326_1.jpg荒川 和晴(あらかわ かずはる)
慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授
・2023年4月より慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の所長を務め、生物学・先端生命科学分野のMICE誘致を推進し、地域の魅力発信と交流人口拡大に貢献。
・バイオインフォマティクスとクマムシ研究の専門家として国内外の学会に参画し、2025年6月にはアジア初開催となる「第16回国際クマムシ学会」を鶴岡市に誘致し主催予定。

20250326_2.jpg小田 義直(おだ よしなお)
九州大学大学院医学研究院形態機能病理学分野 教授
・日本病理学会の理事長および国際病理アカデミー日本支部の会長として、病理学の発展に寄与し、若手医師の育成や新たな診断技術の導入を促進。
・九州大学の国際会議誘致・開催において、戦略的なアドバイザーとしての役割が期待され、地域および日本全体の医療産業の発展に貢献。

20250326_3.jpg柿沼 康弘(かきぬま やすひろ)
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 教授
・国際生産工学アカデミー(CIRP)の副会員として、プロセス制御や超精密加工に関する国際共同研究や国際会議の開催を通じて新たな知見を生み出し、研究者間のネットワークを拡大。
・日本で開催される生産工学に関する国際会議の誘致活動を行い、国際会議件数の増加や海外における日本のプレゼンス向上に貢献。

20250326_4.JPG志賀 向子(しが さきこ)
大阪大学大学院理学研究科 教授
・第27回国際昆虫学会議の副議長として「Women in Entomology」プログラムを立ち上げ、特設ブースや市民公開講座を企画し、ジェンダーバランス改善に貢献。
・国際昆虫学会議評議員会で日本初の女性評議員に選任され、2024年度から日本動物学会と日本比較生理生化学会の会長を務める。

20250326_5.jpg白石 晃司(しらいし こうじ)
山口大学大学院医学系研究科泌尿器科学講座 教授
・2012年に非閉塞性無精子症に対する内分泌療法によって、世界初の精子採取可能な症例を報告し、その治療法が国際的に使用されることに貢献。男性不妊に関する新たな術式についても報告。
・日本アンドロロジー学会での活動を通じて、泌尿器科および産婦人科医の生殖医療系学会において国際的な発言力を持ち、学会誘致に向けたアピールを行っている。

20250326_6.jpg束村 博子(つかむら ひろこ)
名古屋大学 名誉教授/大学院生命農学研究科 特任教授
・日本繁殖生物学会理事長などを務める傍ら、名古屋大学男女共同参画室センター長等として23年間活動し、男女共同参画を強力に推進。学内保育所設置や女性教員増員策を実施。
・2017年の国際会議「WCRB 2017」で大会長を務め、沖縄開催をアピールして例年を超える参加者を集め、「国際会議開催貢献賞」を受賞。

※各アンバサダーの略歴については別紙参照

MICEアンバサダープログラムの概要

JNTOは、国内における国際会議開催の意義の理解度向上および海外における国際会議開催国としての日本のプレゼンス向上のため、専門分野において国内外に影響力のあるグローバルリーダーの方々をMICEアンバサダーに任命しています。本プログラムは2013年にスタートし、2025年3月現在、64名のMICEアンバサダーが活動しています。

添付資料

※別紙は以下よりご確認ください。

本報道発表資料の全体版はこちら

お問い合わせ

MICE プロモーション部 誘致推進グループ
野村・直井・軍司・河内
TEL:03-5369-6015 E-MAIL:convention@jnto.go.jp

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