高付加価値旅行マーケティング戦略

政策ターゲット

訪日旅行1回あたりの総消費額100万円/人以上の旅行者
※国際航空券代は除く

       

全体方針

「地方における高付加価値なインバウンド観光地域づくりに向けたアクションプラン」の「コネ」部分等について、モデル観光地※1を中心に、Selective Luxury層※2とAll Luxury層※3のそれぞれの特性を踏まえてプロモーションやコネクションの強化に取り組む。推進に当たっては、JNTO内に設置した専門組織を最大限活用する。

※1 2022年度に「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり モデル観光地」として観光庁が選定した 11 地域

※2 旅行中における優先度の高い分野を中心に高い水準のサービスを志向する結果、高額消費を行う層

※3 旅行中の多くの分野で極めて高い水準のサービスを志向する結果、より高額消費を行う層

国内関係者のネットワーク化

  • JNTOがハブとなり、国内のDMC(Destination Management Company)やサプライヤー等とのネットワーク形成
  • Selective Luxury層に加え、All Luxury層の誘客強化に向けた連携促進

サービス内容の収集・蓄積

  • 高付加価値旅行市場の流通に乗せるための観光メニュー・サービスの発掘・収集・蓄積および磨き上げ支援を実施

セールスの強化

  • JNTO海外事務所の機能を強化し、国内関係者とのマッチングや個別コンサルティングを強化
  • 欧米豪に加え、アジア、中東市場においても海外セールスの強化のため、コンソーシアムとの関係強化や、加盟旅行会社への積極的なセールス活動等を実施
  • 若年層や新興市場強化へ向けた新たな連携先を模索

情報発信の強化

  • 高付加価値旅行目的地としての存在感を高めるため、広報(PR)機能を強化するほか、実験的な取組を実施
  • デジタルマーケティングやメディアアプローチ、イベント等、多様なアプローチを通じて、各地域での滞在につながる、より深い情報を発信し、効果測定を行いながら、精度を高めていく

加えて、高付加価値旅行者に対応するガイドへの研修等を実施

添付資料

高付加価値旅行マーケティング戦略(全体版)