所長からのメッセージ：小林　大祐

2021年11月に、JNTOとしてはじめての中東地域における事務所をドバイに開設しました。

中東地域は、これまでほぼ手つかずの未開拓市場でしたが、年に3・4回は海外旅行をし、旅行は生活の一部とも言われているほど旅行好きな国民性です。
また、一人当たりの年間海外旅行消費額は世界でも上位を独占するなど、マーケットサイズこそ限定的でありますが、世界でも屈指の富裕層密度を誇るここ中東は、これからのインバウンド誘致において果てしない可能性と伸びしろに満ちています。

少しでも当市場にご関心をお持ちの方は、当事務所にいつでもご連絡ください。ぜひ皆様と一緒に、新たな富裕層市場の開拓に向けて挑戦していきたいと思っています。 

担当地域

中東地域（イスラエルを除く）、アフリカのうちのアルジェリア、エジプト、チュニジア、モロッコ、リビア

業務内容

日本の観光魅力の情報発信・広告宣伝

旅行先としての日本の認知度がまだまだ低い当市場においては、アラビア語の公式サイトやSNS等のオウンドメディアによる情報発信に加え、中東地域で広く流通する新聞・雑誌、さらに口コミが強い影響力を持つ当市場においてはインフルエンサー等を通した広告宣伝など、様々なチャネルを活用して日本の観光魅力の発信を行っています。

現地業界関係者とのネットワーク構築

新規市場開拓の第一歩として、幅広い管轄諸国における現地航空会社や旅行会社、ローカルメディアやイベント会社等、現地の各種ステークホルダーとのネットワーク構築を精力的に推し進めています。

航空会社・旅行会社との連携

現地旅行会社に対して、日々のネットワーキングを通した情報提供やアドバイスの他、訪日旅行セミナーや日本への招請、共同でのキャンペーン広告等の実施を行うことにより、日本各地への旅行商品の造成・販売促進を働きかけています。

メディアとの連携

当地で流通する新聞・雑誌・テレビ・デジタル等の幅広いメディア媒体に対して、旬の訪日観光トピックスを掲載したニュースレター配信による情報提供や、記事掲載用の写真提供・取材協力等を行い、訪日旅行関連記事の露出・拡大を図っています。

マーケティング・コンサルティング

政府観光局として有する各種データや調査結果、および現地旅行業界との幅広いネットワークを通じて得た最新の市場動向等を収集・分析し、賛助団体・会員の皆様に対して、情報提供や当地におけるプロモーション活動のコンサルティングを行っています。