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2010年7月15日

『JNTO 訪日外客訪問地調査2009』報告書を発行

~アジア客比率が高い県、欧米豪客比率が高い県、旅行者に人気の日本の食なども明らかに~

 日本政府観光局(JNTO)は、訪日外国人旅行者を対象としたインタビュー調査報告書『JNTO 訪日外客訪問地調査2009』を7月30 日に発行します。本調査は、外国人旅行者の日本国内の訪問地や旅行形態など、訪日外客数統計だけでは分からない情報を把握するためにJNTO が毎年行っているもので、2009 年は訪日外国人旅行者15,355 人へインタビューを行いました。本調査結果は、インバウンド・ツーリズム振興を推進する政府、地方公共団体、観光関連団体・業界・調査機関等の皆様に、「観光立国」実現に向けた諸施策の企画・実施を行う際の基礎データとして広くご活用いただいております。

調査ハイライト

 本書は、「 I 調査概要」、「 II 分析編」、 「III 統計資料編」の3つに分かれています。

 「Ⅱ分析編」は、主要な調査結果を図表と文章で解説したもので、2009年は以下の特徴が明らかになりました。【①~⑪の詳細については別紙『JNTO 訪日外客訪問地調査2009』報告書概要 (PDF、429KB)をご参照願います】

① 回答者(15,355 人)の約3 人に2 人が関東を訪れ、3 人に1 人が関西、5 人に1 人が中部、10 人に1 人が九州を訪れる傾向が2008 年に続き2009 年も継続。

② 都道府県訪問率の上位も2008 年から順位の変動はなく、東京都(15,355 人中58.8%が訪問)、大阪府(24.4%)、京都府(20.6%)、神奈川県(16.7%)、千葉県(12.7%)、愛知県(9.6%)、福岡県(8.6%)の順。

③ 北海道(8.0%)が兵庫県(7.9%)を初めて上回り8 位に。中国人に人気の高い山梨県(6.8%)が10位に。

④ 都市・観光地別の訪問率は、2008 年と同様、1 位は新宿(34.8%)。中国からの旅行者に限ると1 位は秋葉原 (42.4%)。秋葉原は訪日客全体でも初めて20%台を記録(20.2%)。

⑤ 来訪者のうち、アジア主要市場(韓国、台湾、中国、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インド)からの旅行者比率が最も高かった都道府県は富山県(08 年82.6%で4 位→09 年91.0%で1 位)。

⑥ 欧米豪主要市場(オーストラリア、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、ロシア)からの旅行者の比率については、2008 年に続き広島県が1 位(50.0%が欧米豪主要市場から)。

⑦ 観光客が訪日前に期待したことは「日本の食事」(58.5%)がトップ、以下「ショッピング」(48.5%)、「温泉」(43.4%)の順。日本の食事はショッピングを抜いて初めての1 位に。

⑧ 特に満足した日本の食事は「寿司」(42.1%)、「ラーメン」(20.8%)、「刺身」(19.8%)、「天ぷら」(11.1%)。台湾の旅行者などにラーメンが大人気。

⑨ 訪日目的:観光53.0%(2008 年)→48.8%(2009 年)に減少。韓国人観光客などの大幅減が影響。

⑩ 訪日回数:観光客のリピーター率は55.3%(2008 年)→56.3%(2009 年)に上昇。

⑪ 旅行形態:観光客の旅行形態は個人旅行が57.5%(2008 年)→63.8%(2009 年)に上昇。

「Ⅲ統計資料編」は、さらに細かな設問同士のクロス集計データのみで構成されています。2009 年版では、「入国・出国港別」や「調査時期別」と言った新たなクロス集計データも多数含め、利用者のニーズにより一層沿えるものといたしました。

本書の構成

本書に掲載されている全データは以下の通りとなっております。

Ⅰ 調査概要

Ⅱ 分析編
・ 訪問率(地方訪問率、都道府県訪問率、都市・観光地訪問率)
・ 訪日目的、観光客の訪日回数、観光客の旅行形態
・ 観光客が訪日前に期待したこと・訪日後に満足したこと、特に満足した日本の食事
・ 地方別、都道府県ごとの入込客の国・地域別構成比

Ⅲ 統計資料編
・ 訪問率 (市場別、訪日目的別、訪日回数別、調査時期別、入国港・出国港別)
・ 訪日目的 (市場別、訪日回数別、調査時期別、入国港・出国港別、訪問地別)
・ 訪日回数 (市場別、訪日目的別、調査時期別、入国港・出国港別)
・ 旅行形態 (市場別、訪日目的別、訪日回数別、訪問地別)
・ 入国港・出国港 (市場別、訪日目的別、訪日回数別、訪問地別)
・ 宿泊日数 (市場別、訪日目的別、訪日回数別)
・ 国内宿泊手段 (市場別、訪日目的別、訪日回数別)
・ 訪日前に期待したこと (市場別、訪日目的別、訪日回数別)
・ 訪日後に満足したこと (市場別、訪日目的別、訪日回数別)
・ 特に満足した日本の食事 (市場別、性別・年齢層別(39 歳以下・40 歳以上))
・ 性・年齢層 (市場別、訪日目的別、訪日回数別)
・ 各都市・訪問地ごとの宿泊日数・訪問回数

販売情報

本書は、(財)国際観光サービスセンター(電話:03-6902-5081)、または政府刊行物センターでも購入可能です。(A4 判280 ページ・定価9,000 円)


別添:『JNTO 訪日外客訪問地調査2009』報告書概要(PDF、429KB)

お問い合わせ

企画部
調査研究グループ 鄭然凡(てい)
03-3216-1905
03-3214-7680