日本の外国人訪問者数、2009年は世界第33位
『JNTO国際観光白書2010』を発行
日本政府観光局(JNTO)は、日本と世界の国際観光の現状を解説した『JNTO国際観光白書2010』を発行した。本書では、世界の観光動向、訪日旅行主要市場(15カ国/地域)の経済・社会状況や外国旅行の動向などを幅広く掲載するとともに、JNTOの事業活動や取り組みの報告書にもなっている。主な内容例は以下の通り。
1. 世界の国際観光の動向
① 2009年の世界の国際観光客数は、前年比4.2%減の8億8,047万人と、6年ぶりに減少した。国別の1位はフランス(7,420万人)で、日本は2008年よりも5位下がって33位(679万人)。
② 2009年に国際観光収入が最も多かった国は米国(939億米ドル)で、日本は2008年よりも5位上がって23位(103億米ドル)。
③ 2009年に国際観光支出が最も多かった国はドイツ(808億米ドル)で、日本は2008年と同位の7位(251億米ドル)。
2. 訪日旅行主要市場の旅行動向
① 世界的な景気低迷にもかかわらず、中国からの出国/出境者は2009年に180万人増を記録した。訪日客も2009年には0.6%の微増となり、2年連続で100万人台を維持した。
② フランス人にとって日本は世界第40位の旅行地であるが、和食や日本の伝統文化、ポップカルチャーが注目を集め、日本人気が上昇中。景気低迷の影響で、2009年に訪日客は減少したものの、観光客に限れば前年比4.4%増を記録。
③ タイの「医療観光」、シンガポールの「カジノ観光」、豪州の「格安航空会社」など、各国の観光産業の話題をコラムとして掲載。
3. JNTOの取り組み
① 2009年度には、訪日旅行公式ホームページ「JNTOウェブサイト」に、トラベルナビゲーションの機能や多言語の地図情報を追加し、アクセス件数が史上最多の1億870万ページビュー(前年度比6割増)を記録した。
② JNTOが諸外国で、コンベンションの情報提供や誘致活動を行った結果、2009年度には63件の国際会議と4万5,520人のインセンティブ旅行(企業報奨旅行)の誘致に成功した。
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