2010年の訪日旅行は増加見込み、北海道人気が継続
-上海及び近隣の旅行会社にアンケートを実施-
日本政府観光局(JNTO)上海事務所は、2010年2月から3月にかけて、中国の旅行会社各社を対象に2010年の訪日旅行商品の動向に関するアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象:JNTO上海事務所管轄地域内の訪日旅行取扱旅行会社 46社
(上海市14社、江蘇省11社、浙江省5社、福建省7社、雲南省3社、重慶市2社、四川省4社)
回収率:100%
調査方法:Eメール、ファックス、MSNによる調査票送付、回収
調査期間:2010年2月22日~3月15日
<訪日旅行の見通し、約8割が「増加」>
全体の約8割に当たる37社が「2010年に訪日旅行は増加する」と回答し、「訪日旅行の評判がよい」「日本の宣伝広告が強化された」「ツアー商品の選択肢が増えた」などの理由が挙げられました。また「前年並み」の回答が7社、「減少」が2社ありましたが、上海の旅行会社を中心に上海万博の影響を懸念する声も寄せられています。
<上海万博の影響への懸念>
万博を目当てに上海を訪れる日本人旅行者向けに多くの航空座席が供給される一方で、上海発着の訪日観光客向けの航空座席確保が困難になるという懸念が一部旅行社から指摘されています。「上海万博の影響」を聞いた設問では、「旅行需要が高まり国内旅行・海外旅行ともに増える」という選択肢と、「外国人旅行者が増えるので中国人の海外旅行は減る」という選択肢が同点で首位になりました(複数回答)。後者を選択した旅行会社は上海で多いのに対し、その他の市場の旅行会社では前者の選択が多く、楽観的な見通しを示しています。
<訪日旅行商品の売れ行き予想…北海道人気が継続>
2010年に人気を得そうな訪日ツアー商品を目的地別に聞いた設問では、「北海道プラス東京または関西」が最も多く、2位が「北海道」、3位が「東京」と「ゴールデンルート(東京、名古屋、大阪を周遊するルート)」となり北海道人気が顕著です。2009年は北海道を主な舞台とした映画「非誠勿擾(邦題:狙った恋の落とし方)」のヒットにより北海道旅行が大ブームとなりましたが、この北海道人気は2010年も衰えることがなさそうです。
<個人ビザ緩和への期待>
日本に対して期待することをたずねた設問では、「販売促進支援」に続いて「個人ビザの緩和」が挙げられ、旅行社からも個人旅行需要への期待が寄せられました。
調査結果の詳細について
本調査結果の詳細は別紙 (PDF)を参照願います。
お問い合わせ
海外プロモーション部
長谷川、薬丸
03-3216-1902
