JNTO訪日外客訪問地調査2009冬・結果速報(暫定値)
日本政府観光局(JNTO)は、「訪日外客訪問地調査2009冬」における結果速報(暫定値)を発表した。同調査は2009年1月~2月にかけて、全国9空海港において実施した外国人旅行者へのインタビュー調査である(暫定有効サンプル:4,417)。
■観光客が大幅な減少
今回の調査結果では観光目的の訪日客の割合が、前年冬調査の58.1%から50.2%へと大きく減少した。これを下記の訪日外客数総数と掛け合わせると、観光客数は08年1~2月の82万人から09年は50万人へと39%減少したと推計される。商用目的の訪日客の割合は25.7%から31.3%へと増加したが、訪日客数に換算すると08年1~2月の36万人から09年は31万人へと、こちらも減少した。
【訪日外客数:昨年秋以降、訪日外客数は前年を大きく下回る状況が続いている。今回調査を行った2009年1~2月の訪日外客数は99万人で、08年1~2月の141万人と比較して3割減少した。】
■商用目的の訪日客が多い東京都、大阪府の訪問率が上昇
都道府県別の訪問率は、1位東京都61.0%、2位大阪府25.0%、3位京都府18.4%、4位神奈川県16.0%、5位千葉県13.1%で、2008年冬調査と順位に変動はない。このうち商用目的の訪日客が多い東京都、大阪府の訪問率は、それぞれ2.5ポイント、1.1ポイント増大している反面、観光客の多い京都府は2.3ポイント減少した。
そのほか、韓国からの訪日客が多い九州地方では訪問率が低下した県が多く見られる。福岡県は1.9ポイントマイナスの8.4%となり、北海道に抜かれ順位を下げた。大分県は2.7ポイントマイナスの3.0%、熊本県は2.1ポイントマイナスの2.9%となっている。
なお、これまでは年3回(冬・夏・秋)の調査終了後に、年間の集計結果を発表していたが、本年より毎調査毎に調査結果を速報(暫定値)として発表する。次回の速報発表は2009夏調査終了後の9月となる予定。また、今回調査及び2009年夏・秋調査結果を含めた「JNTO訪日外客訪問地調査2009」の報告書は、2010年3月の発行を予定している。
※現在、「JNTO訪日外客訪問地調査2007-2008」発売中。(財)国際観光サービスセンター(電話:03-6902-5081)・政府刊行物サービスセンター・大型書店等で購入可能。
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