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2008年2月8日

「物価高」イメージは大幅に減少

~JNTO、訪日外客実態調査2006-2007〈満足度調査編〉概要を発表~

 独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)は、この程「JNTO訪日外客実態調査2006-2007〈満足度調査編〉」の調査結果概要を取りまとめた。

 同調査結果によれば、日本を訪れた外国人旅行者の9割以上が「観光でもう一度日本を訪れたい」と希望しており、「温泉を楽しむなどしてリラックスしたい」との回答が最も多かった。旅に心と体の癒しの要素を取り入れた「ヘルスツーリズム」への関心が世界的に高まっているが、日本の「温泉」の魅力は訪日旅行のリピーターを増やす上でも鍵となりそうだ。

 同調査は、2006年から2007年にかけて国内の主要空海港で実施した外国人旅行者へのインタビュー(有効サンプル数:13,891)に基づくもの。

 主な調査結果は以下の通り。

1. 訪日前後の日本のイメージ ~「日本の人々が親切」の評価がトップ~

【評価が上がった/改善したイメージ】 (訪日前⇒訪日後)
・日本の人々が親切/礼儀正しい(28.9%⇒ 37.8%)
・交通機関が便利/発達している(10.5%⇒ 15.6%)
・サービスがよい(13.2%⇒ 17.7%)
・物価が高い(15.0%⇒ 11.1%)

【評価が下がったイメージ】 (訪日前⇒訪日後)
・都市の景観が美しい(25.6%⇒ 21.5%)
・産業・工業製品の好イメージ(10.5%⇒ 8.0%)
・生活水準が高い(12.8%⇒ 10.6%)
・言語障壁(3.0%⇒ 4.5%)

※「物価が高い」は2005年度調査に比べて半減(2005年度:22.3% ⇒ 2006年度:11.1%)。

2. 日本旅行の満足度 ~94.2%が日本旅行に満足~

 今回の日本旅行の満足度として、「大変満足」(42.1%)、「満足」(52.1%)を合わせた割合は、全体の94.2%となった。

3. 再訪日の意向 ~93.6%が「観光で、もう一度日本を訪れたい」~

・半数以上が「ぜひ来たい」と回答し、「来たい」(39.6%)と合わせると、再訪日希望者の割合は93.6%となった。

・その理由の1位は「温泉・リラックス」(36.0%)、次いで「自然・景勝地」(34.2%)、「伝統文化・歴史的施設」(34.1%)の順となった。

・アジア諸国は「温泉・リラックス」と「ショッピング」、欧米諸国は「伝統文化・歴史的施設」に大きな関心を持っている。

4. 友人にぜひ勧めたい場所 ~京都、TDR、日光、別府の推薦率が高い~

・地方別では、関東(5,016人)がトップとなった。一方、推薦率(注:訪問者の中で推薦した人の割合)では、北海道(73.1%)、沖縄67.3%)、九州(62.3%)が高い

・都市・観光地別では、1位京都(1,162人)、2位大阪市(611人)、3位新宿(535人)、4位TDR(457人)、5位お台場(338人)の順となった。一方、推薦率では、京都、TDR、日光、別府が高い。

・大阪、新宿、銀座、渋谷、福岡市、原宿、秋葉原、上野では「ショッピング」、お台場、横浜、神戸では「都市景観」が高く評価されている。

なお、JNTOでは調査結果を分析した報告書の発行を本年3月に予定している。

お問い合わせ

事業開発部
伊与田、山岸
03-3216-1905
03-3216-6026