平成19年度通訳案内士試験の合格発表
平成19年度の通訳案内士試験の最終合格者が決まり、1月31日付の官報で公示された。
総受験者数は9,245名で、合格者は1,905名(合格率20.6%)であった。
今年の合格率は前年度(受験者8,695名、合格者1,137名、合格率13.1%)と比べ、7.5ポイント上昇したが、これは18年度から導入された免除制度により、一部の科目が免除されることによる効果が現れた。
18年度、免除科目があった受験者は1,204名(13.8%)で、そのうち合格者は434名(38.2%)だったが、19年度は前年度の合格科目が免除される新制度が適用されたことにより、免除科目があった受験者は5,030名(54.4%)に増加し、うち1,454名(76.3%)が合格した。
また、本試験は平成18年度から海外の4都市(ソウル・北京・香港・台北)でも実施しているが、韓国籍の合格者が昨年の54名から180名に、中国籍の合格者は37名から132名に大幅に増加している。
平成19年度の合格者の詳細は下記のとおり。
記
1.外国語別合格者数及び合格率:
英語 1,189名(21.3%)、中国語 324名(20.5%)、韓国語 221名(16.8%)、フランス語 64名(23.0%) スペイン語 41名(25.8%)、ドイツ語 28名(23.1%)、ロシア語 16名(22.2%)、イタリア語 9名(13.2%)、ポルトガル語 9名(24.3%) 、タイ語 4名(14.3%)
2.年齢別合格者数及び構成比: (出願時年齢)
30代 609名(31.9%)、40代 585名(30.7%)、50代 391名(20.5%)、20代 209名(11.0%)、60代 97名(5.1%)、10代 7名(0.4%)、70代 7名(0.4%)
3.最年長合格者:75歳(男性、受験言語:英語) (出願時年齢)
4.最年少合格者:17歳(男性、受験言語:英語) (同 上)
5.職業別合格者数及び構成比:
会社員 591名(31.0%)、主婦 357名(18.7%)、教職員及び塾講師 248名(13.0%)、翻訳・通訳 156名(8.2%)、無職 114名(6.0%)、公務員 77名(4.0%)、学生 64名(3.4%)、団体職員 32名(1.7%)、その他 266名(14.0%)
6.居住地別合格者数(上位5位):
東京都 458名、神奈川県 206名、大阪府 165名、韓国151名、千葉県 112名
7.外国籍合格者数:
韓国・朝鮮 180名、中国(台湾を含む)132名 計312名
8.海外試験会場合格者数:
ソウル150名、北京 5名、香港 0名、台北 81名
※参考:通訳案内士試験とは
通訳案内士とは、報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする専門家です。通訳案内士は単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
「通訳案内士(通訳ガイド)」になるには、国土交通大臣が実施する「通訳案内士試験(国家試験)」に合格して都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。この手続きを踏まずに上記の業務を行うことは違法であり、通訳案内士法により罰せられることとなっています。通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍等に関係なくだれでも受験できます。
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