平成18年度JNTO訪日観光ポータルサイトは前年比50%の伸び
~香港・台湾の北海道人気がアクセス分析でも示される~
1. JNTO訪日観光ポータルサイトのアクセス数が前年度比約50%増訪日外国人旅行者の約6割が、訪日前にインターネットで日本関係情報を入手している。(注1) 現在、独立行政法人国際観光振興機構(JNTO)は、国土交通省と連携しながら、日本の観光ポータルサイトである「JNTOウェブサイト」を通じた海外への情報発信に力を入れている。同ウェブサイトでは、英語、韓国語、中国語繁体字、中国語簡体字、ドイツ語、フランス語、タイ語の合計7言語で、全国の観光地、交通、宿泊、地図等、訪日旅行に役立つ幅広い情報を提供しているが、平成18年度の年間アクセス数は、前年度比51.6%増の約4,400万ページビューと大幅な伸びを示し(表1参照)、2006年の訪日外客数増(前年比9%増の733万人)を反映した結果となった。なかでも、ユーザ視点に立った操作性の改善や大幅な情報追加を行った英語が前年比50%増の約2,100万ページビュー、VJCによる訪日旅行キャンペーンをウェブ上で展開している韓国語が57%増の約970万ページビューを記録し、全体のアクセス増を大きく牽引した(図1参照)。
2. 「JNTOウェブサイト」は検索ポータルサイトで年間を通じて常に3位以内にランキング世界的に利用者の多い検索エンジンである、GoogleやYahoo!の米国向けサイトにおいて、"Japan"のキーワードで検索した場合、「JNTOウェブサイト」が年間を通して上位3位以内に表示される等(図2参照)、外部からも利用価値の高いサイトとして評価されている。(注2)
3. 香港・台湾からは北海道情報へのアクセスが圧倒的「JNTOウェブサイト」の英語、中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語で提供している全国約400カ所の観光地情報へのアクセスは、潜在的旅行者の当該地に対する関心度を反映すると見られる。平成18年度におけるアクセス数の都道府県ランキングは表2-1の通り、全言語で東京都がトップ、大阪府及び北海道も上位5位内にランクインした。また、京都や日光(栃木)などの伝統的な日本を想起させる観光地を抱える府県も、英語、中国繁体字では上位にランクしているが、韓国語、中国語簡体字での順位は、相対的に低い結果となった。個別観光地のランキングは表2-2の通り、英語、韓国語、中国語簡体字の3言語では、新宿(注3) 、渋谷など、東京都内観光地が上位20位内に10カ所以上ランクインした。また、韓国語では、地理的に近く、歴史的な縁も深い福岡市及び大阪市も人気。一方、香港及び台湾からのアクセスが80%以上を占める中国語繁体字は、小樽をはじめ、上位20位内に北海道の観光地が8カ所ランクインし、北海道人気が継続していることを裏付けている
注1: 「訪日外国人旅行者満足度調査報告書」、(独)国際観光振興機構(JNTO)、(2005.6)
注2:www.yahoo.com、www.google.comにおいて、"Japan"と入力して検索した結果を月初めに調査し、集計を行った。
注3:「JNTO訪日旅行訪問地調査2005-2006」でも、米国、韓国、中国からの旅行者の訪問先は、新宿が1位または2位であった。
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