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2007年10月24日

シドニーで初の「訪日体験型セミナー」を開催

 10月17日、国際観光振興機構(JNTO)は、シドニーのシャングリラ・ホテルで体験型観光セミナー「Japan Experiential Travel Seminar」を実施した。これは、JNTOが訪日客増加を促進するビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)事業の一環として実施したもので、2005年にオーストラリアがVJC対象国となって以来、初の「体験型観光」をテーマとしたセミナーとなった。
 
 セミナーではJNTOシドニー事務所堀内所長から、日本を主目的地とする豪州人海外旅行者数が順調な伸びを示していることを紹介し(07年1月-8月=昨年同期比27%増の7万8千人、豪州政府観光局調べ)、特に最近は、茶道や日本料理等日本ならではの文化体験やスキーを中心としたアウトドア等、旅行後にも心に残り、また行ってみたいと思うような体験が英語圏旅行者にもできるようになっていることが、さらなる日本への旅行促進に役立つとの考えを述べた。
 続いて、同事務所山下次長から、徳島県三好市でのそば打ち、日本酒の試飲、平家ゆかりの集落の訪問、祖谷渓のラフティング等のローカルな体験の魅力を説明した。
 また、京都市の井上氏は、京都において体験できる日本の一般家庭における書道、茶道、華道等の体験、ハンディクラフト体験、そして、時代劇体験、ホテルでの芸者遊び体験等さまざまな文化体験を紹介した。

 さらに、オーストラリア人トラベルライターで、テレビやラジオのコメンテーターとしても有名なグレン・ベーカー氏が、過去20年間に10回以上も日本に訪れている経験を踏まえ、相撲部屋に行った体験、原宿を街歩きしてコスプレ等のファッションをした女性にカメラを向けると意外にフレンドリーであることを発見したという体験、たかが魚市場と思っていた築地市場がとてつもないスケールでびっくりしたという体験等を語り、最後に、銀座の歩行者天国に行くと路上結婚式、プロのブリーダーの犬の散歩、ドキュメンタリー撮影の現場が1枚の写真に収まるような混沌とした状況を味わえる体験ができ、それこそ、今の日本を観光する際の象徴的な魅力であるとまとめた。

 セミナーには約100人の旅行業界関係者が集まり、セミナー終了後の交流会では、「日本で、これだけ多くの英語による体験メニューが提供されているということは初めて知り、是非、こうした情報を自分の顧客に伝えたいし、自分でも体験しに行きたい」という声が聞かれた。

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