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2008年1月23日

訪日米国市場のキーワードは「富裕層」と「閑散期」

~JNTO、米国市場向けプロモーション戦略~

 JNTO間宮理事長は1月14日、在ニューヨーク日本総領事館櫻井大使主催のレセプション「ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)の夕べ」で行ったスピーチの中で、米国からの旅行者増加のための新しいプロモーション戦略について説明を行った。

 原油価格高騰等を背景に航空会社が日米間の座席供給量を減らし収益重視の戦略を打ち出す中、米国でのプロモーション強化策として、
①価格に左右されない富裕層旅行者を主なターゲットとし、体験型観光で付加価値のある観光をアピールしていくこと、
②閑散期(冬季)の訪日プロモーション、
を挙げた。そして、これらのプロモーションを通じて、訪日旅行需要の喚起、中長期的には日米間の航空座席量の増加に繋げたいとの見解を示した。

 レセプションは櫻井大使公邸で開催され、VJCニューヨーク推進会メンバーである日系旅行会社、航空会社、ジェトロ、自治体国際化協会、ニューヨーク商工会議所のほか、日系マスコミ、企業、米系航空会社、マスコミ、ミーテイングプランナーなど100人が参加した。

 間宮理事長は、参加した在米日系企業に対し、訪日インセンティブ旅行の実施や米国人社員に対する訪日宣伝などの協力を要請した。

 レセプションでは、理事長のスピーチのほか、在ニューヨーク櫻井大使や米系大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」編集者、ハンニャ・ヤナギハラ氏からスピーチがあり、VJCビデオが放映された。ブラジル訪問途中の木村外務副大臣が飛び入りで参加し、参加関係者に対して、口コミで友人・知人へ日本を紹介するなどVJCへの協力を呼びかける場面もあった。

 また、間宮理事長は北米の観光関連機関を訪問し、日本の観光PR、また日米双方向の観光プロモーション協力についての意見交換を行った。

 ニューヨークでは、ニューヨ-ク市観光局のCEOジョージ・フェルティッタ氏と日米双方向でのプロモーション協力について、また米系大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」製作責任者、エリザベス・ヒュー氏らと米国人旅行者に対しての日本のセールスポイントなど広範に意見交換し、サミット開催地としての北海道のPRを行った。

 そのほか、リテラー向けの旅行雑誌やウエブサイトを展開するモダンエージェントのオンライン・テレビインタビューに出演し、訪日旅行商品の目玉としてクルーズや富裕層向けの旅行商品を挙げ、米国の旅行業者に対しPRを行った。加えて、中華系テレビ局ETTV社の取材を受け、里帰り需要などで成長が見込まれるエスニックマーケット向けに、台湾人に人気のある北海道がサミットでますます注目を浴びている点などを説明した。


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国際観光振興機構
海外市場開拓部 藤内
TEL:03-3216-1902